カソクとニコンが連携、AIアバターで新たなおもてなしを提供

カソク、ニコンとタッグで新しい接客を実現

東京都新宿区に本社を置くカソク株式会社が、株式会社ニコンが提供する3D接客AIアバターサービス「Niiva Talk」をコーポレートサイトで導入しました。2025年11月の稼働開始を目指し、カソクのオリジナルキャラクターであるAIアバター「カソク旅子」が24時間体制で多言語に対応し、オンライン上で利用者におもてなしの体験を提供します。これにより、訪問者はいつでも必要な情報へアクセスできるようになり、問い合わせの利便性も大幅に向上します。

導入の背景と目的

カソク株式会社は、宿泊施設の立ち上げや運営にあたり、営業時間外の問い合わせ対応や多言語による情報提供、そして分かりやすいサイト設計が必要だと認識していました。そのため、ニコンの「Niiva Talk」を導入し、オンラインの案内係として機能させることを決定。この新サービスで、訪問者に対して直感的でスムーズな情報提供を目指しています。

AIアバター「カソク旅子」を通じて提供する情報の一部には、会社概要、ホテル企画・運営に関する問い合わせ、採用情報やパートナー募集の案内などがあります。これにより、利用者は時間や場所に関わらず、必要な情報を即座に得ることが可能になります。

本サービスの特徴

「Niiva Talk」はアニメスタイルの親しみやすいデザインが特長で、会話に応じて自然な動きをする3Dアバターによるインタラクションが実現されています。この機能により、利用者はまるで人と対話しているかのような感覚で情報を得ることができ、企業のブランドイメージも温かく、記憶に残りやすいものとなります。

特に、カソクは新ブランド「Sumu」のTシャツを着たカソク旅子を通じて、自然な声やテキストでの対話を行い、分かりやすく情報を提供します。加えて、「Niiva Talk」の設計は24時間稼働し、多言語対応が施されているため、国内外を問わず、様々な顧客ニーズに応えることができます。

未来に向けた取り組み

カソク株式会社は、テクノロジーを駆使した新たな取り組みにより、お客様とのコミュニケーションを進化させ、円滑で心地よい接客体験を提供します。AIアバターサービスの導入はその第一歩であり、誰もが簡単に情報を取得できる環境を整えることで、さらなる顧客満足度の向上を目指しています。

また、カソクは現在、Airbnbパートナーズ連携ホテルブランド「Sumu」や「AIMA」といった新たなホテルブランドを展開中であり、デジタル技術とAIを活用した宿泊者体験向上に努めています。今後もホテル開発と運営の分野での成長を続けていく計画です。

要するに、カソク株式会社のAIアバターサービスは、これからの宿泊業界において重要な役割を果たすことが期待されています。どんな質問にも応える「カソク旅子」を通じて、顧客との新しい接点を築くことができるでしょう。