国内自給の未来
2024-11-29 16:22:22

日藝と生活クラブが語る国内自給の未来と産学連携プロジェクトの成果

日藝 × 生活クラブ 産学連携プロジェクトの成果



2023年、東京の日本大学藝術学部(通称:日藝)と生活クラブの共同プロジェクトにて、学生たちが「国内自給」をテーマにした取材とその成果発表会が盛大に行われました。このプロジェクトは、生活クラブが推進する国内自給の取り組みについて、各分野の専門家や生産者との連携を深めることを目的にしています。

発表会には、生活クラブの組合員や取材先となった生産者を含め、オンラインを含め約150名以上が参加しました。学生たちは、生活クラブの食品に関連する取材を通じて学んだことや気づきを発表しました。その結果、異なる世代間の交流が生まれ、参加者全員にとって意味深い経験となりました。

学生たちの作品が生活クラブの広報に



今回のプロジェクトの成果物は、ポスターやパンフレット、チラシ、そして動画です。特に、学生の独自の視点で作られたこれらの作品は、今後の生活クラブの広報やPR資料として活用される予定です。また、映像作品については、生活クラブの公式YouTubeチャンネルにて配信が開始され、多くの方々に届けられます。今回は、「未来を耕す旅」というタイトルの映像がその代表例として挙げられます。

映像作品「未来を耕す旅」もぜひご覧ください。

国内自給とは何か?



「国内自給」というテーマは、学生たちの発表においても重要な位置を占めました。日本の食料自給率はOECDのデータを参考にすると、令和5年時点で38%とされています。この数値は、私たちの日常生活において重大な影響を及ぼす重要な指標です。最近の学生のアンケート結果からは、約半分の学生が国内自給に関心を持っていることがわかっていますが、同時に66.7%がその低さに対して危機感を持っていることも示されました。これは、問題意識のある若者が多いことを示しており、今後の国内自給の重要性を再認識させられます。

ケーススタディ:佐藤牧場の紹介



プロジェクトの一環として、学生たちは実際に生産者を訪ね、その活動を取材しました。特に印象的だったのは、佐藤牧場の循環型酪農の取り組みです。牛の飼料を自給しているだけでなく、地域との協力のもとに成り立っているこの仕組みは、国内自給の重要性を示す良い例です。佐藤牧場では飼料の97%を自給し、地域の稲作農家からもサポートを受けながら持続可能な形で酪農を行っています。

消費者が担う役割と今後の展望



国内自給を高めるために重要なのは、消費者自身の意識改革です。私たちは、日常的に口にする食材やその生産過程についてもっと理解を深める必要があります。特に、自給率の高い国産の野菜や食品を選ぶことで、国内自給を支えることができるのです。

今回の発表で、学生たちは「受け手」としての自分たちの立場を再確認し、生産者との繋がりを感じることができました。生産者との直接交流は、一面的な情報だけでなく、リアルな食材の背後にあるストーリーや価値を認識するきっかけになります。

最後に



このプロジェクトを通じて、未来の担い手である学生たちが、国内自給率を向上させるためにどのように行動できるかを考え、多くの学びを得ることができたのではないかと思います。彼らの今後の活動にも期待がかかるところです。国内自給を支えることは、私たちの未来をより豊かにするための第一歩です。私たち一人一人が意識を持つことで、持続可能な未来に向けた行動を起こしていきたいものです。


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会社情報

会社名
生活クラブ事業連合生活協同組合連合会
住所
東京都新宿区新宿6-24-20KDX新宿6丁目ビル 5階(代表・総務部)
電話番号
03-5285-1771

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