防災デザイン30周年展
2025-12-24 15:35:01

防災デザイン研究会、設立30周年記念展を開催!防災の未来を見据えて

防災デザイン研究会30周年記念展の概要



2026年、特定非営利活動法人防災デザイン研究会(ADD)は設立30周年を迎えます。これを記念して、展示「防災研究者とデザイナーの協同研究の30年 ~あまねく・うつくしく・わかりやすくをめざして~」が、立命館大学の歴史都市防災研究所展示ルームで開催されます。この展示会は、2026年1月14日から3月25日まで開かれ、平日のみの入場が可能で、入場料は無料です。

展示の背景と目的


ADDは、阪神・淡路大震災の影響を受け、1996年に防災研究者とデザイナーの共同研究によって設立されました。この30年間にわたる活動の中で、数々の防災関連の成果を生み出してきました。展示では、コミュニケーションの観点から防災について考察し、防災ピクトグラムや避難サイン、防災マップ、そして防災訓練プログラムなどの成果を振り返ります。これらの取り組みがどのように地域の防災力向上に寄与したのかを浮き彫りにし、未来の防災における「伝わるデザイン」の可能性を探ることが目指されています。

主要展示内容


展示内容は多岐にわたり、以下のトピックに基づきパネル、映像、実物展示が行われます:

1. はじまりの想い
2. 津波ピクトグラム/防災サインシステム
3. シェイクアウト訓練事例(にしのみや津波ひなん訓練)
4. 京都での先駆的な取り組み(地方自治体、企業、大学など)
5. 洪水ハザードマップの進化とカラーシステム ISO22324
6. 「逃げトレ」津波避難戦略
7. EDM/マリキナプロジェクト(フィリピン)
8. 地図を用いた災害対応支援
9. 被災者生活再建支援システム
10. 世界標準に即した災害対応(NIMS)
11. 多様なコミュニケーションツールの提供
12. 歴史文化都市の防耐火システムと機器の開発

この多様性に富んだ展示は、来場者に興味深い学びの機会を提供し、防災についての理解を深めることを目的としています。

関連イベントとシンポジウムの開催


また、展示期間中に特別な関連イベントとして、東日本大震災から15年を迎えるシンポジウムが開催されます。このシンポジウムのテーマは「来るべき南海トラフ地震にデザインの力をどう生かすか」で、2026年3月11日に立命館大学で開かれます。このセッションでは、著名な講師陣が集まり、デザインが防災にどう活かされるのかという重要な議論が行われる予定です。参加者は事前に登録が必要です。

未来に向けた取り組み


株式会社GK京都は、ADDの活動をサポートし続けており、設立以来防災ピクトグラム研究や関連デザインに携わっています。デザインを通じた防災へのアプローチは、今後もさらなる革新を生むことでしょう。デザインの力で、これからの社会に貢献すべく取り組んでいきます。

防災デザイン研究会の30周年記念展は、過去の成果を振り返るだけでなく、これからの防災デザインに対する多くの示唆を与えてくれる貴重な機会です。ぜひ、多くの方に来場いただき、防災の未来を共に考えていただければと思います。


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会社情報

会社名
株式会社ジイケイ京都
住所
京都府京都市上京区相国寺東門前町657
電話番号
075-211-2277

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