エステーが推進する北海道の森林づくり活動
エステー株式会社は、2025年5月20日に北海道厚岸町で「特定非営利活動法人ほっかいどう企業の森林づくり」協定に基づく第4回「植樹会」と「木育教室」を開催しました。この活動は、エステーが北海道の自然環境保護と地域貢献を目的として取り組む一環であり、地域の子供たちと一緒に森林を育てることを使命としています。
「ほっかいどう企業の森林づくり」協定とは
この協定は、2022年にエステー、北海道釧路総合振興局、株式会社北都の三者によって締結されました。協定の目的は、持続可能な森林整備事業を進めることにあります。この取り組みを通じて、道有林の整備区域が「エステークリアフォレストの森」と名付けられ、エステーはその命名権を取得しました。
植樹会の様子
この日は、厚岸町立太田小学校の児童や教員と共に、トドマツの苗木260本を植樹しました。この活動により、4年間で合計1,200本の苗木が植えられることとなります。植樹は、2022年度から始まり、2027年度からは育樹期間に突入する計画です。
木育教室の内容
さらに、厚岸町生活改善センターでは「木育教室」が行われました。この教室では、エステーの研究所からトドマツの精油を用いたデモンストレーションが行われると共に、木育マイスターの指導のもと、子供たちは“バードコール”作りに挑戦しました。参加した子供たちは、「しっかりと育ってほしい」「楽しかった」といった感想を述べ、自分たちが植えた木と共に成長することを楽しみにしています。
環境保護へ向けた企業の取り組み
エステーは、空気浄化作用のある「機能性樹木抽出成分」を利用した「クリアフォレスト事業」を2011年から進行しており、森林に対する様々な支援活動を行なっています。木育活動を通じて、子供たちの環境意識を高めることを目的としています。これらの活動は、地域の活性化や持続可能な開発にも寄与しています。
未来への期待
エステーは、今後も「ほっかいどう企業の森林づくり」に基づく活動を継続し、地域環境の保全と発展に貢献していく予定です。子供たちが自分たちの手で育てた木々が成長することで、地域への愛着が深まることが期待されています。このような活動を通じて、次世代に引き継ぐべき大切な自然を守り続けることこそが、私たちの責任なのです。