新たな連携技術「ConMas Gateway」の公開について
株式会社シムトップスは、現場帳票システム「i-Reporter」における連携技術「ConMas Gateway」の仕様を公開しました。この発表により、今まで以上に自由な現場帳票システムの構築が可能となり、特に技術的な制約がなかった時代へと一歩踏み出しました。これからのプロジェクト「i-Reporter APP interface」では、既存のユーザーだけでなく、新しいユーザーにも多くの可能性を提供することが期待されています。
こだわりの技術支援
シムトップスは、販売代理店や契約中の顧客への技術支援やフィードバック収集、連携仕様の改善に力を入れています。この「i-Reporter APP interface」プロジェクトは、ユーザーの要求に応じた柔軟な連携が可能であり、開発者にとっても大きな利点となるでしょう。
2つの連携構築方法
「i-Reporter」では、将来的に2種類の外部連携構築方法を提供します。
1.
ConMas Gatewayによる外部連携(既存)
Pythonでアクションファイルを作成し、Gatewayサーバーに設置する方法で、安定した連携を実現しますが、Pythonを習得していない場合は学習コストがかかります。また、Gatewayサーバーの管理も必要です。
2.
自由な環境での連携構築(新規追加)
i-Reporterが求めるJSONレスポンスを返すことで、どのプログラミング言語でも自由に連携が可能になります。この方式では、Pythonを必要としないため、特定の開発環境に制約されることなく、より多様な技術スタックでのオプションが広がります。
具体的な利点
この2つの構築方法を通じて、顧客は以下のようなメリットを享受できます。
- - 開発の自由度を確保: 利用できる言語が広がるため、選択の自由度が増し、既存のスキルを利用しやすくなります。
- - 運用コストの削減: Gatewayサーバーを必要としない環境で開発できるため、運用負担が減少します。特にサーバー管理が不要になることで、これまでの複雑なデプロイ作業が簡素化されます。
- - 最新技術との融合: 各種クラウドサービスやAIツールとも連携可能となるため、技術の進歩に応じた利用法が期待されます。
現場の声
多くのユーザーからは、これまでの技術的制約に対する不満の声が寄せられていました。「Pythonが分からない」「サーバーが用意できない」などの要望あれば、これからの技術的自由度の向上に双方満足することができるでしょう。
今後の展望
「i-Reporter」における今回の取り組みは、顧客の創造力を引き出し、自立した開発環境を生成します。シムトップスは、ユーザーの技術スタックを最大限に活用できるエコシステムの構築を進めており、従来のConMas Gatewayによる連携もサポートし続けます。また、こちらにパートナー企業が参入し、多岐にわたるソリューションを提供できる環境が整います。
その結果、ユーザーから集めたフィードバックや新たな連携仕様が実装されることで、すべての現場において利活用が進むことが期待されています。
結論
社内の行動をデジタル化し、ペーパーレスを進める現場帳票システム「i-Reporter」は、今後さらなる可能性を秘めています。主導的立場を取るシムトップスの最新技術の発表により、現場の創造性を最大化し、効率化を推進するでしょう。トレンドに敏感な企業は、ぜひこの機会を逃さず、導入を検討してみてはいかがでしょうか。