新たな便利サービス『マルチエキューブ』の導入
株式会社JR東日本スマートロジスティクスが、2024年12月1日に京王電鉄エリアに多機能ロッカー「マルチエキューブ」の設置を発表しました。この新設ロッカーは、京王線沿線の5駅において、旅行や買い物、仕事などでの利便性を高めることを目的としています。
設置駅の詳細
「マルチエキューブ」は次の5つの駅に設置されます:
- - 京王新宿駅
- - 八幡山駅
- - 調布駅
- - 府中駅
- - 聖蹟桜ヶ丘駅
営業開始日は2024年12月1日を予定しており、初電から終電まで利用できます。利用料金は各駅で異なりますが、常温と冷蔵のロッカーがあり、荷物のサイズに応じた料金が設定されています。例えば、常温のSSサイズは300円、Lサイズは900円と設定されています。
機能概要
「マルチエキューブ」には、ロッカーの予約、荷物の預入、受取、発送といった4つの機能が一台で搭載されています。今まで複数のロッカーを使い分ける必要がなくなるため、よりシームレスな利用が可能です。また、利用者の操作時を除き、扉は常時施錠されているため、安全性も高いと言えるでしょう。
利用方法
利用者は、交通系ICカードやQRコード、クレジットカードを使って決済ができます。QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。予約は2024年12月1日から可能で、利用者が自分のスマートフォンやパソコンから簡単にロッカーを予約できるようになります。
今後の展開
JR東日本スマートロジスティクスは、2026年度までに、全国1,000台のマルチエキューブを展開することを目指しています。京王線エリアにとどまらず、今後は他の鉄道会社や集客施設等とも連携し、サービスエリアの拡大を図る計画です。
予約サービスと発送機能
「マルチエキューブ」は、WEBサイトを通じて予約サービスを提供します。このWEBサイトでは、空きロッカーの検索が可能で、予約を行う際には予約料(500円)を支払うことで仮予約ができます。また、月額500円のプレミアム会員制度を利用すれば、1ヶ月間予約料が無料になる特典もあります。
加えて、ロッカーを利用して預けた荷物を、指定の住所や宿泊先へお届けするサービスも提供される予定です。このように、利便性を高める取り組みが進められています。
まとめ
交通機関を利用する人々にとって、「マルチエキューブ」は非常に有益なサービスとなることでしょう。JR東日本スマートロジスティクスは、すべての人々に心豊かな生活を提供することを目指し、さらなるサービス拡充に注力しています。今後の展開に期待が寄せられます。