新ブランド「DYNATECH」誕生
2025年9月1日、バリューコマースが宿泊業界向けに新ブランド「DYNATECH(ダイナテック)」を正式に発表しました。この新しいブランドは、トラベルテック事業の進化を象徴し、宿泊施設向けのサービスをさらに充実させることを目的としています。バリューコマース株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:香川仁)は、事業の価値を高めるべく、ロゴやサービス名を全面的に刷新しました。
背景と目的
ダイナテックは2025年4月にバリューコマースに吸収合併され、宿泊業界に37年もの長い歴史を持つ企業です。この合併は、バリューコマースのトラベルテック事業を強化し、さらなる発展を図るためのものでした。DYNATECHという新ブランドは、業界のニーズに合った革新的なソリューション提供を目指しており、その想いがロゴやサービス名にもしっかりと反映されています。
新ロゴへの思い
DYNATECHのロゴは「D」をモチーフにしており、前に進むという意味を込めた「再生マーク」と、未来への飛躍を示すデザインが特徴です。この新しいブランドでは、お客様の期待に応えるのではなく、革新をもって超えることを目指していきます。これによって、お客様とともに成長し、宿泊業界全体を革新することを狙っています。
進化したサービス名
これまで、宿泊業界向けに提供されてきた各種サービスはそれぞれ異なる名称を持っていましたが、今回のブランド立ち上げに伴い、統一感のある名前に生まれ変わります。新しいサービス名は「DYNA」を冠し、今後発展する新サービスも視野に入れたトータルソリューションとしての提案が可能になります。
宿泊予約システム『DYNA IBE』
この新サービスは、宿泊予約システム「Internet Booking Engine(インターネットブッキングエンジン)」を略したもので、現在国内で3200以上の宿泊施設に導入されています。初期投資なしで、月額7500円から始められる点が特徴です。自社ウェブサイトでの集客を高めるためにGoogleやYahoo!での自動広告掲載も可能です。
ホテル管理システム『DYNA PMS』
既存のホテル管理システム「Property Management System(プロパティ・マネジメント・システム)」を元にき、新たに「DYNA PMS」と名付けられました。全国約450施設で導入されており、予約管理や売上管理に加えて、訪問者のデータ管理が可能です。さらに、24時間体制のサポートも整っており、業務効率の向上が期待されます。
今後の展望
このブランド刷新を通じて、バリューコマースは宿泊業界における新たな価値提案を目指します。業界内での信頼関係を更に強めつつ、環境変化に柔軟に対応し、真の課題を見つけ出すことで、パートナー企業とともに成長していくことを目指します。また、ナンバーワンのトラベルテック企業としての地位を確立するため、旅行業界の社会的課題解決にも注力していく方針です。
今後しばらくは新旧の名称が混在することもあるかもしれませんが、サービス内容に変更はなく、より良いサービスを提供するための体制が整い次第、速やかにお知らせします。バリューコマースの新たな挑戦にご期待ください。