TMI総合法律事務所、清水怜雅弁護士を迎え入れ
2025年10月1日、TMI総合法律事務所のパリオフィスは新たにリージョナル・パートナーとして清水怜雅弁護士を迎え入れることで、国際的なプレゼンスを一層強化します。東京都港区に本社を構える同事務所は、新たな仲間を迎えることで、フランスを含むヨーロッパ地域での法務サービスの質を向上させる狙いです。
清水弁護士は、2005年にフランスに渡り、その後パリ第一ソルボンヌ大学とパリ第十二大学で学びました。彼の学びを経て、2012年からDS Avocatsなどの法律事務所での実務経験を積み、ここで培った知識とスキルをもとに、2019年にはパリ弁護士会に登録を果たしました。特に彼は、フランス法とEU法に精通し、M&Aや事業提携、紛争解決、不動産、労働法など多岐にわたる企業法務に対する深い理解を持っています。これにより、日系企業やフランス企業に対しても質の高い助言を提供してきました。
今回の加入は、TMI総合法律事務所が欧州市場におけるさらなる影響力を持つことを意味します。同事務所の代表弁護士である田中克郎氏は、「清水弁護士の国際的な経験と専門性は、我々のクライアントにとって大きな財産となります。彼の加入によって、我々のリーガルサービスはより充実したものになる」と期待を寄せています。
TMI総合法律事務所は、1990年に創立され、675名の弁護士と102名の弁理士が在籍し、国内外に広がるネットワークを有する日本最大級の法律事務所です。クライアントのニーズに応えられるよう、常に革新的な取り組みを行い、法律事務所としての枠を超えて新たなビジネスモデルを追求し続けています。
具体的には、国内8か所、そして海外には19か所の拠点を持ち、地域に密着したリーガルサービスを提供しているこの事務所は、法曹業界での新しい挑戦を続けながら、常に進化を遂げてきました。その成功の一端は、法務分野だけにとどまらず、自らベンチャー企業の設立や地方自治体とのデジタル化協定の締結にも及びます。清水弁護士の加入は、これからの展開においても注目のポイントとなるでしょう。
今後、清水弁護士の専門的な知識や国際的な経験を基に、TMI総合法律事務所はさらなる成長を遂げることが期待されています。クライアントにとって、より質の高いリーガルサービスが提供されることは間違いなく、彼の加入は、この大きな目標を達成するための重要なステップとなると考えられます。
新たな舞台に立つことになった清水怜雅弁護士とTMI総合法律事務所の今後の活動に、目が離せません。