名古屋市立大学鵜飼ゼミとTSUYOMIの新たな挑戦
オーラルケア製品を手掛けるTSUYOMI株式会社と名古屋市立大学の鵜飼ゼミが、共同で新しい製品を開発する取り組みを開始しました。プロジェクトは、2024年の5月から12月までの期間で進行し、TSUYOMIの主力製品である歯みがきタブレット「CAMUGAKI」に着目した新商品の開発が行われます。
プロジェクトの背景
TSUYOMIは「すべての人に、お口の健康を通じて笑顔で生きる喜びを。」というミッションに基づき、オーラルケア製品の研究開発に従事しています。この理念に共感した鵜飼ゼミの学生たちは、Z世代(特に女性)をターゲットにした調査を実施し、消費行動の変化を捉えることを目的としました。
市場調査の実施
LenConチームは、女子大学生を対象にしたインタビューや製品使用調査を行い、そのデータを分析しました。これにより「外出時にコスメ感覚で使える歯みがきタブレット」(口の中まで化粧直し)という新しいコンセプトが浮かび上がり、若い女性消費者に対する新たな商品展開の可能性が見えてきました。
プロジェクトの結果
調査の結果、LenConはTSUYOMIと共に製品開発において新しい価値を提供することを目指しています。「外出時に使える歯みがきタブレット」というユニークな発想は、手軽に口腔ケアを行いたい消費者のニーズに応えるものです。
この新しいアプローチにより、若い女性を中心としたターゲット層への製品の普及が期待されます。
LenConの姿勢とコメント
LenConの学生たちは、このプロジェクトを通じてTSUYOMIの製品の付加価値向上を図り、企業のニーズに応える実態調査やマーケティング調査に取り組みました。一学生として「実際に企業の商品開発の過程に触れることができたことは貴重な経験です。今後もより良いサービスを提供できるよう努めていきたい」との声が寄せられました。
名古屋市立大学・鵜飼ゼミについて
名古屋市立大学鵜飼ゼミは、次世代のアントレプレナーを育成することを目的として、チームに分かれて新規事業の創造に挑戦しています。学生たちは市場ニーズに応じた商品提案を行い、実践的な経験を活かしていくことが期待されています。
TSUYOMI株式会社に関して
TSUYOMIは、歯みがきタブレットの開発だけでなく、地上と宇宙の口腔ケアに関わる課題を解決するための製品やサービスを研究・販売しています。今後の製品展開にも注目が集まります。
この新たな産学連携がオーラルケア市場にどのような影響を与えるのか、期待が高まります。若者の生活スタイルに溶け込む新しい製品の誕生は、それだけでなく、消費者の健康意識をも高めることでしょう。