Redstone(RED)がBINANCEに上場
2023年3月3日、gumi Cryptos Capital Fund IIの投資先であるRedstoneが、世界最大の暗号資産取引所であるBINANCEに上場しました。この画期的なニュースは、Web3およびDeFiアプリケーションの発展に大きな影響を与えると期待されています。
Redstoneの特徴
Redstoneは、カスタマイズ可能なデータフィードを提供するモジュラー型ブロックチェーンオラクルです。従来のオラクルは、一方向にデータをプッシュするモデルが一般的で、ガス代の高騰が大きな課題となっていました。しかし、Redstoneはその問題を解決するために、用途に応じた複数のデータ提供モデルを採用しています。この柔軟性により、業界のニーズに応じた信頼性の高いデータを低コストで提供することが可能になりました。
REDトークンの役割
Redstoneのエコシステムで中心的な役割を果たすのがREDトークンです。このトークンは、ネットワークのセキュリティを高めるためのステーキング、優れたデータ提供に対するインセンティブ、そしてコミュニティ主導のガバナンス機能を提供します。これにより、参加者はネットワークの成長に貢献しつつ、自らの利益も得られる仕組みが整っています。
gumi Cryptos Capital Fund IIの投資戦略
gumi Cryptos Capital Fund IIは、Web3関連のさまざまな分野に特化した投資ファンドです。具体的には、ゲーム、NFT、DeFi、メタバース、各種DAO、マルチチェーンやクロスチェーンソリューション、インフラ、開発者向けツールなど多岐にわたります。このファンドでは、1号ファンドから引き続き、クリプト領域で国際的に活躍するパートナーの協力を得て、幅広い投資機会を探索しています。現在、ファンド総額は110百万ドルに達し、2024年には55件の投資案件が予定されているなど、その成長が期待されています。
gumiの企業プロフィール
gumi社は、2007年に設立され、「Wow the World!」を企業のミッションに掲げています。モバイルゲームとブロックチェーン事業という2つの主要な分野で活動しており、特にブロックチェーンを活用したゲームの開発やプラットフォーム構築に注力しています。多様なプロジェクトを通じて、クリプトの可能性を広げる役割を担っています。
会社概要
- - 会社名: 株式会社gumi
- - 所在地: 東京都新宿区西新宿4-34-7 住友不動産西新宿ビル5号館
- - 代表者: 川本寛之
- - 設立: 2007年6月13日
- - 資本金: 13,119百万円(2024年4月末時点)
- - 事業内容: モバイルオンラインゲーム事業/ブロックチェーン事業
- - URL: gumi公式サイト
今後の展望
RedstoneのBINANCE上場は、Web3エコシステム全体に影響を与える重要な出来事です。革新的なデータフィード技術は、より多くの企業や開発者がDeFiやその他のアプリケーションを構築するための基盤を提供することでしょう。今後の展開に注目が集まります。