鑑賞サポート実施の背景
2025年12月27日と28日、神奈川県のパシフィコ横浜で行われる「Amuse Presents 20th Anniversary ULTRA HANDSOME LIVE 2025 “ZERO”」には、これまで音楽ライブに参加をためらっていた方々に向けた新たな鑑賞サポートが導入されます。この取り組みは、ポールトゥウィンホールディングスの傘下であるPalabra株式会社(以下、パラブラ)が、文化芸術における障害者への支援を強化するために企画したものです。特に「鑑賞サポート」では、手話通訳やリアルタイム字幕提供のタブレットが用意され、誰もが平等に楽しむことができる環境を整えました。
鑑賞サポートの内容
本イベントでは、以下のようなサービスを通じて、より多くの方々に文化芸術を体験していただくことを目指しています。
- - リアルタイム字幕提供:参加者には、専用の貸出タブレットを通じて、MCと呼ばれる司会進行の内容をリアルタイムで文字化した情報を提供します。イベント中のトークや歌詞を音声認識技術で汲み取り、必要に応じて修正を加えることで、よりスムーズにアート体験を共有しました。これにより、言葉の壁を乗り越え、参加者が内容を理解できる環境をつくります。
- - 手話通訳の実施:一部の公演では、手話通訳が用意され、観客が視覚的に舞台の激しい動きや表現を感じ取れるよう配慮されました。お客様の体験を向上させるため、立ち位置を適宜変更しながら観に取り組みました。
- - 事前舞台資料の配布:障害を持つ方々に対するサポートとして、セットリストなど事前の舞台情報を提供しました。視覚に障害のある方には衣装の説明が行われ、安心して公演を楽しんでいただけるようになっています。また、情報のセキュリティにも配慮し、専用のクラウドサービスを活用しました。これにより、情報が安全に提供され、安心して利用できます。
- - UDCastサポートセンターによるサポート:チケットの申し込みから当日まで、UDCastサポートセンターが一貫したユーザーケアを行うことで、視覚や聴覚に困難を抱える方々でもスムーズに申し込みができる体制を整えました。メール、FAX、電話からの申し込み対応により、より多くの方が参加できるようサポートしています。
実施後の反響
このサポートの提供により、参加者の中に「今までは同行者に通訳してもらっていたので、今回の観賞サポートが実施されてとても嬉しい」「手話通訳の位置が事前に確認されたおかげで、安心して楽しめた」との声が寄せられました。また、「リアルタイムで情報を得られたことで、公演全体の流れが理解できた」という喜びの声も多く、サポートに対する肯定的な評価が詰まっています。これにより、文化庁委託事業のモデル事業として、確かな手ごたえを得られる機会となりました。
今後の取り組み
Palabraでは、このような文化芸術のバリアフリー化を進めるため、「UDCast」を通じてより多くの人々が文化体験を楽しめるよう、鑑賞サポートの相談窓口を設けています。事業者様への個別相談も受け付けており、専門的なアドバイスを提供しています。音楽ライブやイベントの制作者の皆様からのご依頼をお待ちしております。
利用者が心から楽しむことができる環境を、一緒に制作していきましょう。
【開催概要】
- - 公演名:Amuse Presents 20th Anniversary ULTRA HANDSOME LIVE 2025 “ZERO”
- - 開催日:2025年12月27日(土)・28日(日)
- - 会場:パシフィコ横浜 国立大ホール
- - 主催:株式会社アミューズ、株式会社アミューズクリエイティブスタジオ
- - 鑑賞サポート制作:Palabra株式会社(UDCast)
私たちとともに、すべての人々が等しく楽しめる文化体験の実現を目指しましょう。