横浜の「ものづくりUXLab」が展開する産学連携イベント
横浜の「ものづくりUXLab」は、株式会社B.C.Membersと株式会社オルトプラスの共同運営により、教育機関との連携を深めるためのUX学習・教育支援イベントを開催しました。このイベントは、横浜デジタルアーツ専門学校の学生を対象にしたもので、ユーザーの体験設計に関する重要性を再認識する機会となりました。
UX設計の重要性
近年、『User Experience設計』への関心が高まっていますが、日本国内ではまだ十分に浸透していないのが現状です。特に、企業レベルではこの分野に特化した専門家が少なく、今後のチャレンジが求められています。この部分における教育と実務の乖離を埋めるための取り組みが必要です。
「ものづくりUXLab」は直接的な産業支援として、学生たちが企業との接点を持つ機会を提供することを目的としています。未来のクリエイターを育成するためには、実際のビジネスシーンを体験することが不可欠です。このイベントを通じて、学生たちがリアルなプロジェクトを体験し、スキルを向上させられる場を作り出しました。
オンラインワークショップの実施
緊急事態宣言やコロナウイルスの影響で、多くの学生が通学できない状況が続いていました。そのため、クラスメイトとのつながりが希薄になり、学びの場での交流が減少しています。この問題を解決するため、「ものづくりUXLab」はオンラインワークショップを企画しました。使用したのは、オンラインミーティングアプリ「Zoom」とチームコラボレーションソフト「Miro」で、約30名の学生を対象に2時間のグループワークを行いました。この形式により、学生は自宅にいながらも仲間との共同作業を体験し、互いの意見を交わすことで新たな学びを得ることができました。
未来に向けた計画
「ものづくりUXLab」は今後もオンラインワークショップを継続的に開催していく予定です。この取り組みを通じて、より多くの教育機関や企業、団体からの協力を得て、UX設計に関する教育の充実を図っています。産学の連携により、新たな価値を創造するための土台を築くことが、今後の日本のものづくりの成長に繋がると期待されています。
株式会社B.C.Membersの紹介
株式会社B.C.Membersは「スタートアップ支援事業」を行っており、デジタルコンテンツやハードウェアの企画・設計・開発、サービスデザインやUXコンサルティングなど幅広い分野で新たな価値を提供しています。具体的には、プロジェクトを立ち上げる段階で、本質的な価値発掘やリーンスタートアップ方式を取り入れることで、新しいアイデアやサービスを実現する準備をお手伝いしています。興味がある方はぜひ、
B.C.Membersの公式ウェブサイトを訪れてみてください。