子どもの権利を守るためのセーフガーディング研修が開催
2024年11月20日(水),世界子どもの日に当たるこの日、GLOBALTREE・ハッピーライフケア株式会社及びハッピーホールディングス株式会社(本社:東京都千代田区)が、アライアンスパートナーの一般社団法人S.C.P. Japan(事務所:千葉県柏市)と連携し、「子どもの権利&セーフガーディング研修」を実施しました。この研修では、イギリスやヨーロッパにおける先進的な取り組みである「セーフガーディング」について学びました。
研修の概要と目的
研修は、日常生活や福祉の現場でどのように子どもの権利を守っていくかを考える良い機会となりました。子どもの権利の重要性を再確認することを目指し、参加者全員で具体的な事例を通じて学び合いました。
研修での目的は以下の通りです:
1. 子どもの権利についての基本的な理解を深める。
2. 児童福祉や教育の現場での権利の保護の重要性を考える。
3. 実例をもとに権利侵害の解決策を学ぶ。
対策が必要な課題
研修では、子どもと大人との間に存在する力の不均衡についても議論されました。これにより、日常的な対話や行動の改善が求められることが再認識されました。以下のような重要な課題に取り組む必要があります:
- - 子どもと大人の力の差を理解し、不適切な関わりを排除すること。
- - 子どもの権利侵害が許容される構造を見直し、透明性のある対応を整えること。
- - 安全な環境の構築に向けてプロフェッショナルバウンダリー(職業上の適切な境界線)を守り、信頼関係を築くこと。
参加者の声
参加者からは「子どもの権利の視点を持つことの重要性を再認識した」という意見が多く上がりました。特に、大人と子どもとの間に存在する力の不均衡を意識することで、より的確な対応を求められることを実感したとのことです。
また、研修を通じて得た知識やスキルを日常の業務に活かし、信頼関係を築くとともに、不適切な関わりを防止する姿勢が重要であると認識されています。プロフェッショナルな関係を維持するための具体策についても活発なグループディスカッションが行われました。
今後の展望
GLOBALTREEグループは、今回の研修を通じて得た知識をもとに、より安全で信頼性のある児童福祉の現場を目指していきます。継続的な研修を実施し、具体的な行動指針を明確にしてまいります。子どもたちの健やかな成長を支援するための取り組みを続け、地域社会に貢献していく所存です。
S.C.P. Japanについて
一般社団法人S.C.P. Japanは、「一人ひとりが自分らしく歩んでいける未来を創る」というビジョンを掲げ、スポーツを通じた共育や人材育成を推進しています。代表理事の井上由惟子さんは、元女子サッカー選手であり、国際的なスポーツ開発にも関与しています。
支援が必要なすべての人々に向けて、柔軟かつ包括的なサービスを提供し続けるGLOBALTREEグループの取り組みに今後も注目が集まります。