千葉大のISO監査
2024-10-04 16:17:12

千葉大学学生94名がISO14001環境マネジメント監査を実施

千葉大学のISO14001内部監査が実施されました



千葉大学は、環境マネジメントシステムに関する国際規格であるISO14001の認証を2005年に取得し、今までこの基準に基づいた運営を行ってきました。2023年9月25日から27日の間、学生94名と教職員74名が参加し、4つのキャンパスで115ヶ所の研究室および実験室において内部監査が実施されました。この監査は、持続可能な環境保全の一環として、監査役としての役割を担い、教育的要素も備えています。

環境ISO学生委員会の役割



この監査には、「環境ISO学生委員会」に所属する学生が中心となって参加しました。学生たちは、授業の一環として環境に関連する知識や監査の技術を学び、その学びを実践に活かす機会を得ています。具体的には、過去の監査経験を生かし、理論だけではなく実践的なスキルを身につけることで、教職員と対等に監査に参加できるようになります。

監査チームは、学生と教職員が2~4名で構成され、各チームが複数の場所の監査を担当しました。監査内容は、各研究室や実験室での省エネ対策、化学薬品や高圧ガス容器の管理状況、さらに廃棄物処理法や関連する環境法規制の遵守状況についての確認です。これにより、日常の環境への配慮がどの程度行われているかを評価しました。

学生たちの実体験



監査に参加した学生は、自らの役割について真剣に取り組んでおり、責任感を持って報告書の原案作成や監査計画の立案を行っています。特に、内部監査の統括役を担った学生は、協力して監査を進める中で様々なスキルを磨き、貴重な経験を得たと語っています。それに対し、参加した学生たちは「初めての経験は不安もあったが、役割を分担し進めることで学びが多かった」と述べています。

環境への貢献と意識向上



千葉大学の取り組みは、環境保全の観点からだけでなく、学生の教育や意識向上にも寄与しています。約250人の学生が査定を受け、監査員として活動することを通じて、環境意識の醸成や、将来的な社会貢献につながると期待されています。また、近年はSDGsの達成を見越した企業との連携プロジェクトも多く計画されており、広い活動領域を持つ環境ISO学生委員会は、地域社会との関わりも深めています。

まとめ



千葉大学のISO14001内部監査は、学生が一緒に活動することで学びを深め、環境保全という重要なテーマに取り組む良い機会となっています。このような活動が学生にとっての貴重な経験になり、持続可能な未来に向けた意識の高まりが期待されます。具体的な取り組みとして、公式サイトでは情報が公開されていますので、興味のある方はぜひご覧ください。

【公式サイト】千葉大学環境ISO公式サイト


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会社情報

会社名
国立大学法人千葉大学
住所
千葉県千葉市稲毛区弥生町1-33 
電話番号
043-251-1111

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