大人気ライトノベル『転生したらスライムだった件』(通称:転スラ)が、小学館の児童文庫レーベル「かなで文庫」より書籍化され、全国の図書館で展開されるコラボレーションが決定した。
今回のコラボでは、リムルが表紙を飾るオリジナルポスターが制作され、全国の小学校図書館と公立図書館、計22,386カ所に配布される。ポスターは、読書の秋や夏休み期間中に、子どもたちの読書意欲を高めるきっかけとなることが期待されている。
「かなで文庫」は、小学館が展開する児童小説レーベルで、難しい漢字にはすべてフリガナが振られているため、子どもたちがスムーズに読書を楽しめるよう工夫されている。また、物語の中に登場する難しい言葉には解説が加えられており、子どもたちの理解を深めるサポートも行っている。さらに、イラストレーターのもりょ先生が描き下ろしたかわいいイラストが挿絵として掲載されているのも、かなで文庫版の魅力の一つだ。
「転スラ」は、異世界に転生した主人公・三上悟が、スライムの姿で新たな冒険を繰り広げる物語。コミックス、アニメ、ゲームなど、さまざまなメディアミックス展開が行われ、幅広い世代から人気を集めている。
今回のコラボを通じて、「転スラ」の世界が、より多くの子供たちに届くことが期待される。
なお、ポスターの掲出場所は各図書館によって異なるため、詳細は各図書館へ問い合わせが必要となる。