メディア・エンタメ業界の人権問題についての重要イベント
2024年6月12日(木)、大阪弁護士会館で「ビジネスと人権」をテーマにした特別イベントが開催されます。このイベントは、メディアやエンタメ業界における人権問題を深く考察するために企画されました。主催者は認定NPO法人ヒューマンライツ・ナウ関西グループであり、参加は無料です。
「ビジネスと人権」に関する背景
2011年、国連人権理事会において「ビジネスと人権に関する指導原則」が採択され、企業がどのように人権を尊重しなければならないかが示されました。この原則は、企業が自社のサプライチェーンや活動を通じて人権を守ることを求めています。日本でも2020年に「ビジネスと人権に関する行動計画」が策定され、2022年にはガイドラインが公表されました。これにより企業の取り組みは少しずつ進展しているものの、実際の効果は限られています。
特に、最近ではジャニーズ事務所やフジテレビの人権問題が注目を集めており、メディア業界の倫理や責任が問われる時代が来ています。このような背景から、ヒューマンライツ・ナウ関西グループは本イベントを企画しました。
イベントの内容
イベントには、国際人権NGOヒューマンライツ・ナウの理事である伊藤和子弁護士が登壇し、「ビジネスと人権」というテーマについての基本の説明を行います。また、アンケート調査によるメディア・エンタメ業界の問題点を報告します。
さらに、元MBSディレクターの斉加尚代さんも参加し、フジテレビの問題に関する自身の考えを共有する予定です。両氏の発表を通じて、参加者同士でこの重要なテーマについて活発な議論ができる場を設けることが目的です。
詳細情報
この特別イベントは、2024年6月12日(木)に大阪弁護士会館510室で行われます。開始は18時30分で、受付は18時15分から行います。また、遠方の方も参加できるように、Zoom配信によるハイブリッド形式での参加も可能です。参加を希望される方は、事前に申し込む必要がありますので、詳細は現地の公式サイトを参照してください。
このイベントを通じて、多くの人が人権問題に対する理解を深め、メディア・エンタメ業界の倫理に対する意識を高めることを期待しています。多くの皆様のご参加をお待ちしております。
お問い合わせ
参加申し込みや詳しい情報については、以下の連絡先までお問い合わせください。
主催:ヒューマンライツ・ナウ関西グループ
メール:
[email protected]
ビジネスと人権は、私たちの社会において重要なテーマであり、メディア・エンタメ業界においても無視できない課題です。このイベントをきっかけに、多くの人に関心を持っていただけたら幸いです。