GPSデータバンクAPIが登場
2015-09-04 09:00:02

リアルタイムシステムズとGISupply、GPS専用データバンクAPIの共同開発をスタート

GPSデータバンクAPIの開発が始まる



GPS技術の進展により、私たちの生活やビジネスはますます便利になっています。しかし、従来のGPSプラットフォームは多機能であるものの、実際の業務においてはあまりマッチしない課題がありました。この課題を解決するため、リアルタイムシステムズとGISupplyが手を組み、GPS専用端末向けのデータバンクAPIサービスの共同開発に乗り出すことが発表されました。

背景



これまで、独自のGPSシステムを開発しようとすると、高額な開発費用がかかり、保守運用にも多くの労力が必要でした。しかし、GPSDataBankAPIプラットフォームの導入により、企業はインフラを持たなくても、手軽にGPSシステムを運用できるようになります。具体的には、初期投資とランニングコストを大幅に削減できることがテクノロジーの魅力です。

開発の目的



この共同開発にはいくつかの具体的な狙いがあります。まず、企業は自社サーバを持たずに迅速に本格的なサービスを提供できるようになります。これによって、初期のインフラ設計や複雑な運用管理が不要になるため、初期コストとランニングコストが大きく削減されます。

さらに、お客様側では画面の開発のみを行うことで、サーバ側の開発が不要となり、開発コストと開発期間を半分に抑えることが可能になります。これにより、開発スピードが飛躍的に向上します。

画面の開発とAPIの利用



一般的な開発プロセスでは、開発環境、テスト環境、本番環境が必要ですが、GPSDataBankではローカルで画面の開発が可能で、環境構築が不要です。また、異なるメーカーや機種のGPSでも同じAPIを利用できるため、データの蓄積と表示が一元化されます。

さらに、Webサイトやスマートフォンアプリなど、複数の端末に共通して対応できるAPIを使用することで、利便性が向上します。このAPIは、ダウンタイムなしでのバージョンアップも可能であり、柔軟に拡張できます。

保存データについても、通常のデータベースが一定の件数を超えると性能が低下する中、GPSDataBankは理論上無限のデータを安定して保存できる能力を持っています。これにより、大量のデータを扱う業務でも安心して利用できます。

コスト削減とセキュリティ



GPSDataBankでは、無駄なコストを削減するためにアクセス従量課金を採用しており、スモールスタートからビジネスが拡大するに伴って適切なコストのみを支払えば済む方式です。また、高いセキュリティ認証の提供により、データの安全性も確保されます。

今後の展開



今回の共同開発を通じて、リアルタイムシステムズとGISupplyは、これまでの技術とノウハウを融合させ、GPS事業における最適なソリューションを展開する考えです。すでにWebAPIを利用した実績もあり、リアルタイム追跡型GPS発信機「WillGPS」など、多岐にわたるサービスの提供が進められています。

GPS開発パートナーシップの募集



この新しい取り組みに興味のある企業や個人を対象に、GPS開発パートナーも募集しています。特に特定分野の業務にGPSを応用したいと考えている方々の積極的な参加を促しています。興味がある方は、ぜひ以下のリンクから詳細をご確認ください。

GPSDataBankについて

会社情報

会社名
株式会社リアルタイムシステムズ
住所
埼玉県所沢市緑町3-6-1
電話番号
080-9271-8064

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