大同高校のキャリア教育
2025-01-30 11:34:06

愛知県・大同大学大同高等学校におけるキャリア教育サポートの実施

愛知県・大同大学大同高等学校におけるキャリア教育サポートの実施



愛知県名古屋市の大同大学大同高等学校では、2024年9月から約3か月間にわたり、約40名の1年生を対象とした特別授業が行われました。この授業は、高校生の就職支援を行う「ジンジブ」との協力により実施され、地元企業の魅力を探求し、職業に対する理解を深める意図がありました。

開催の背景



愛知県の2025年3月卒者に向けた高卒求人倍率が驚異の「4.75倍」に達する中、就職希望者数が全国で最も多い県としても注目されています。この状況を受けて、大同高校は今年からキャリア教育をさらに強化することを決定しました。生徒たちの希望や社会の要請に応えるため、早期の職場見学や体験学習を行う重要性が高まっています。

新たに導入したジンジブとの協力プログラムは、地域企業との連携を強化し、生徒たちが実際の業務を通じて企業の魅力を発見することを目的としています。特別授業では、地元企業7社の協力のもと、職業体験や取材を実施しました。また、最終的には「企業の魅力プレゼンテーション」と「PR動画の上映会」が行われました。

特別授業の内容



特別授業は、以下の流れで進められました。

1. 企画・企業研究(9月〜10月)


生徒たちはグループごとに分かれ、企業担当者への取材や実際の社内見学、さらには制服の試着なども行いました。このプロセスを通じて、仕事内容や企業の歴史などを学び、実際に働く環境を体験することができました。生徒たちは、興味を持ってメモを取り、映像を撮影する姿が見られました。

2. 発表資料・PR動画の作成(11月)


企業訪問を通じて得た情報を基に、生徒たちは企業の魅力をパワーポイント形式でまとめ、SNS向けの縦型PR動画も制作しました。

3. 企業の魅力プレゼン(12月)


最終授業では、協力企業の関係者が見守る中、生徒たちによるプレゼンテーションが行われました。生徒たちは、企業の魅力を伝えるだけでなく、採用ページの改善案を提案し、企業側からもフィードバックを受ける貴重な機会となりました。そして、最終的にはグランプリ発表も行われ、中には「企業の魅力を分析する力が向上した」との声もありました。

参加生徒の声


生徒たちからは、プレゼンテーションを通じて自己表現力を養ったという感想が寄せられました。他の生徒も、社員の方々との交流を通じて、このプロジェクトが貴重な学びの機会になったと振り返っています。特に企業の業務内容や社員の思いに直接触れることができたことが大きな意味を持ったようです。

終わりに


大同大学大同高等学校の進路指導主事、谷先生は、プロジェクトの始まりは「企業と面白いことをしたい」という想いからであり、生徒たちの成長を実感したと語っています。また、この活動を通じて高校生が地域社会の大人と交流する重要性も再認識されました。ジンジブの早坂さんも、生徒たちの自主的な行動に感銘を受け、今後もキャリア教育の架け橋となるような取り組みを続けていく意向を示しました。

大同大学大同高等学校の特徴や歴史もあわせて、この特別授業が地域社会と教育の架け橋となり、高校生が未来に向けて一歩踏み出すきっかけになればと思います。このようなキャリア教育の取り組みは、今後も広がっていくことが期待されます。


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会社情報

会社名
株式会社ジンジブ
住所
大阪府大阪市中央区南本町2-6-12 サンマリオンタワー14階
電話番号
06-7777-7779

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