公益財団法人国際文化会館(東京都港区)は、2025年に開催される第2回「国際文化会館ジャーナリズム大賞」の作品募集を始めると発表しました。この賞は、日本と世界の関係性をテーマにした優れた報道を評価するもので、ジャーナリズムの重要性を再認識する機会となります。
第1回の実施では、多くの優れた作品が集まり、計64作品が提出されました。表彰式は2024年7月に行われ、海外貿易や知的財産の保護、人種差別や若者の政治参加など、さまざまな時代的テーマが取り上げられた優れたジャーナリズムが評価されました。このような実績を持つ「国際文化会館ジャーナリズム大賞」が再び、報道の質を高め、日本と世界が直面する新たな可能性や課題に光を当てることを目指しています。
今回のテーマである「日本と世界の関わり」については、多角的な視点から報道された作品が求められます。特に日本の現代政治、経済、社会の重要課題に焦点を当て、日本が直面する挑戦や問題を深く探る報道が期待されています。また、冷静かつ斬新な視点で洞察を与えるオピニオン記事も重要です。
応募資格としては、2024年4月1日から2025年3月31日までに公開された日本語の記事が対象となります。一般的な報道だけでなく、フリーランスや小規模メディアによる素晴らしい作品も評価される特別賞も設けられているため、多様な意見や視点が集まることが期待されます。
応募期間は2025年2月18日から4月30日までで、選考は2025年6月18日を予定しています。受賞者の発表は同年6月下旬に行われ、その後7月14日には表彰式が国際文化会館で開催されます。多くのジャーナリストや報道関係者にとってこの大賞は、自身の取材活動の成果を広く発表する絶好の機会となるでしょう。
国際文化会館は、ジャーナリズムの力を信じ、知識の拠点として多様な世界との対話を促進する役割を果たしています。今後の作品募集に注目し、優れた報道が生まれることを期待したいです。詳細な応募要項については、公式サイトにアクセスし確認することができます。