クラウドエース、Cloud Operator Days Tokyo 2025で審査員特別賞を受賞

クラウドエースが「Cloud Operator Days Tokyo 2025」で受賞

クラウドエース株式会社が、2025年9月5日に開催された「Cloud Operator Days Tokyo 2025」（CODT 2025）において、審査員特別賞の変革編を受賞しました。このカンファレンスは、クラウドインフラ運用技術者に向けたもので、今回のイベントは「運用者に光を！〜創る運用、遺す運用〜」というテーマのもとに展開されました。

受賞セッションの概要

受賞したセッションは「さらばアラートノイズ！」というタイトルで、AIエージェントを使ってインシデント対応を自動化することに挑戦しました。毎日届く大量のアラートに悩まされる運用者たちにとって、影響のないアラートに対応する作業は非常に時間を奪うもので、精神的な負担も大きいものです。この問題に対し、クラウドエースは蓄積されたデータと推論を基に、アラートを自動で分析し、必要なものだけを選んで通知するAIエージェントを開発しました。この技術により、運用保守のプロセスが変革されることが期待されています。

受賞理由

今回の受賞は、技術者たちが日常的に直面しているアラートの最適化にAIを活用し、運用の変革をもたらす取り組みとして高く評価されたものです。50以上のセッションから選ばれたことは、AIの実践的な活用を実証した点でも特筆すべきです。審査員たちは、アラート内容のブラックボックス化を打破した点が「変革編」としての名にふさわしいと認めました。

受賞者の声

受賞者の三原知樹氏は、「AIエージェントの開発は、多くのアラートと向き合う運用者の負担を軽減するための重要なステップです。実際に運用負荷が軽減された実感があるため、開発の意義を感じています」とコメントしました。また、髙橋和真氏も「この受賞は、私たちの取り組みが業界全体に影響を与えることを示しており、とても嬉しく思います。今後もさらに技術を磨き、業務の効率化に努めていきます」と語りました。

CTOのコメント

クラウドエースのCTO、高野氏も、三原氏と髙橋氏の成果を喜び、「彼らの取り組みは、エンジニアの創造性を引き出すものです。この技術の進化は、私たちが顧客の課題を解決するための大きな力となるでしょう」と期待を語りました。

クラウドエース株式会社について

クラウドエースは、東京都千代田区に本社を置き、Google Cloudの日本でもトップクラスの実績を持つシステムインテグレーターです。事業範囲としては、クラウドの導入設計から運用・保守、システム開発、生成AIの活用までを一貫して行っています。Google Cloudの認定トレーナーが所属しており、業界のさまざまな分野で1,000社以上の顧客にサービスを提供してきた経験を活かしています。今後も、先進的な技術力を駆使して、顧客のビジネス成功に寄与していくことを目指します。

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