未来を創造する子どもたちの発表の場「FRaU SDGs eduこどもプレゼン・コンテスト」
2018年からSDGs特集を展開している『FRaU』は、今や教育に関する記事を多く配信しています。正解を求めるのではなく、自らの考えを自由に表現できる学びの重要性に気づかされ、2022年に「FRaU SDG eduこどもプレゼン・コンテスト」を始めました。このコンテストは、クリエイティブな発想を持つこどもたちが「私たちが2030年に創造したい世界」をテーマに、自由なスタイルでアイデアをプレゼンできる場です。2025年8月1日から、応募受付が始まります。
募集の詳細
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募集テーマ: 「私たちが2030年に創造したい世界」
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応募期間: 2025年8月1日(金)から9月7日(日)まで
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対象: 小学校低学年から高校生までの4部門
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形式: 絵やポスター、作文、動画、自由スタイル等、表現したい方法は問いません。
審査プロセス
コンテストは1次審査と2次審査の2段階で行われます。1次審査では上位100作品が選出され、その中から各部門で5人前後を選び、後日面談を行い2次審査へ進みます。そして、大賞や部門賞などが決定されます。
審査員
今年度の審査員には、生物学者の福岡伸一さんや、お笑い芸人の小島よしおさん、バービーさんをはじめとした多彩なメンバーが名を連ねています。教育やウェルビーイングの専門家たちが、若いアイデアに期待を寄せています。
審査基準
審査基準は「Imagination」「Originality」「Passion」の3つです。未来を具体的にイメージし、独自性を持ち、自身の情熱が表現されていることが求められています。
賞金・賞品の概要
- - 大賞: 1作品に賞金10万円
- - 優秀賞: 各部門1作品3万円
- - TOP100賞: 上位100作品には500円分のAmazonギフトを進呈します。
コンテストの意義
FRaUが目指すのは、こどもたちの自由な発想を大切にし、得意な分野で応募できる場の提供です。また、応募作品をしっかり評価し、メディアを通じて発表することにも力を入れています。これまでの参加者たちからは「自由な形で応募できるのが嬉しい」「自分の作品を見てもらえるのが嬉しかった」といった声が多く寄せられています。
過去の受賞作品
2022年には、海藻のゴミを利用した食べられるお弁当カップの動画が受賞しました。そして2023年には、トマトの残滓を堆肥化する研究が大賞を獲得。2024年度は「富栄養化池沼を肥料に変える」技術が注目を集めました。これらの作品は、持続可能な未来に向けた素晴らしい提案をしています。
最後に
FRaU SDGs eduこどもプレゼン・コンテストが、多くの子どもたちにとって自分の意見を表現する大事な場所を提供してくれることを願います。2025年の募集にぜひご注目ください。