インナーブランディングの重要性
2020-08-18 11:00:05
コロナ時代に効果的なインナーブランディング戦略の展望
インナーブランディング研究協会の発足
企業が持続的に成長するために、特に重要となるのがインナーブランディングです。この研究協会は、その概念を広め、企業における人の意識と行動を整合させることを目指しています。コロナ時代における企業の課題は、単なる業務改善やITシステムの導入ではなく、社員の心を一つにすることにあります。
発足の背景
インナーブランディング研究協会は、経済界で28年以上の経験を持つ鈴木誠一郎会長が提唱したもので、企業が成功するためにどのように人の感情と行動を結びつけるかがテーマです。実際に、多くのプロジェクトが期待した成果を上げられない背景には、経営者のビジョンと社員の意識の乖離があるといいます。そこで、インナーブランディングを活用してこのギャップを埋めることが求められています。
インナーブランディングの価値
インナーブランディングは、社員全員の意見や思いを統一することによって、強い組織文化を構築することが可能です。これにより、企業全体が一丸となることで社内プロジェクトが成功し、業績が向上するだけでなく、コストダウンや企業文化の醸成にも寄与します。鈴木会長は、この活動が企業経営の「真理」となると考えています。
成功に導くポイント
インナーブランディングを成功させるためには、以下の5つのポイントが必要です。
1. 経営者が積極的に取り組む – 成功のためには、経営者が基礎工事を自ら行う必要があります。
2. 文化の醸成と変化の融合 – 固有の文化を持ちながらも、時代に合った変化を推進します。
3. 社員が楽しむ仕組み – 社員が自分ごととしてプロセスを楽しめるように仕組み作りを図ります。
4. 適正評価 – 社員がインナーブランディング活動に熱心であれば、その行動には最大限の評価を行うべきです。これは短期的な成果だけではなく、数年を見越した取り組みが重要です。
5. ミッションの明確化 – 企業理念を日常の行動に落とし込むことで、社員が自社のブランドの意味を理解できるようになります。
取り組みの重要性
インナーブランディングとアウターブランディングは密接に関連しており、社員が一丸となることで外部に対する信頼感やブランド価値も向上します。組織は人から成り立っていますので、社内の信頼関係やコミュニケーションがまず構築されなければ、持続的な業績向上は望めません。
対象企業と開催情報
本研究協会は、BtoB及びBtoC企業で新たなアイデアやチームワークを求める人事部や経営企画部、広報部などが対象です。また、2020年8月26日に第一回のオンライン勉強会が開催されます。興味がある方は、参加をお勧めします。
研究協会の概要
この研究協会は2020年8月26日に設立され、東京都港区に拠点を置き、さまざまな企業に対してインナーブランディングを通じた業務改善や組織文化の変革を支援することを目的としています。活動を通じて、企業が永続的に成長できる基盤を築くことを目指します。
会社情報
- 会社名
-
株式会社ブライトンパートナーズ
- 住所
- 東京都港区南青山3-8-40青山センタービル2F
- 電話番号
-
03-5324-2358