ブランドスローガン浸透
2016-02-10 18:02:00
社員参加型施策でブランドスローガン浸透度向上の実態とは
ブランドスローガン浸透の現状と課題
企業のブランドスローガンは、その会社のビジョンや価値観を社員に伝える重要な要素ですが、実際にどの程度浸透しているのでしょうか。最近の調査によると、日本の多くの上場企業がこの問題に取り組んでいる一方で、その効果にはばらつきがあることが浮き彫りになりました。
調査の背景
ヤマハ発動機株式会社のコーポレート・コミュニケーション部が実施したこの調査は、全300名の企業幹部に対し行われました。調査の結果、多くの企業(約90%)がブランドスローガンを持ち、浸透を目指して何らかの取り組みを行っているものの、その効果については不安を抱えている様子が伺えました。
ブランドスローガンの浸透法
多くの企業が社内報を通じてブランドスローガンを周知しようとしている中、その実効性には課題があります。半分以上が社内報の効果を実感していないと示され、社内行事などの参加型の取り組みが効果的であることが指摘されています。
特に、社員自らが参加することでコミュニケーションが生まれ、浸透の効果が高まることが実証されています。これにより、スローガンへの愛着も深まると言えます。
コミュニケーションツールの重要性
調査結果から、「グループウェア」などデジタルツールの導入が浸透に大きく寄与することも明らかとなりました。これらのツールは社員間の交流を増やし、日常的にブランドスローガンを意識する環境づくりに貢献しています。
社員参加型の取り組みの実績
さらに、ヤマハ発動機が導入した「Revストレッチ」というストレッチ体操が話題になっています。これを書いた施策は、毎日のルーチンに組み込まれることで、ブランドスローガンの浸透もうながしています。実際に参加した社員の75%がストレッチをきっかけにコミュニケーションが活性化したと感じているワケです。
このように、ブランドスローガンの浸透には社員の積極的な参加が欠かせないことが分かります。社員同士のつながりを強化するために、企業はどんな活動を行えるかを考える必要があります。
結論
調査から分かることは、社員参加型の活動がブランドスローガンの浸透を促進するだけでなく、社内のコミュニケーションを活性化する重要な役割を果たすということです。企業は定期的にこうしたイベントを実施することで、スローガンへの理解と愛着を深めることができるでしょう。今後もこの流れが進むことで、企業全体の結束力が高まり、業績向上へとつながることが期待されます。
会社情報
- 会社名
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ヤマハ発動機株式会社
- 住所
- 静岡県磐田市新貝2500
- 電話番号
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