多様性と平等がテーマのTokyo Pride 2026が開催決定

Tokyo Pride 2026の開催について

特定非営利活動法人東京レインボープライド（TRP）は、2026年6月に「Tokyo Pride 2026」を開催することを発表しました。このイベントは、LGBTQ+の権利向上を目的とし、多様性と平等をテーマに掲げています。今年のプライドフェスティバルは、6月6日(土)と7日(日)に代々木公園で、それに続くパレードは7日に渋谷から原宿エリアで行進されます。

イベント内容の概要

Tokyo Pride 2026の目玉となるプログラムは以下の通りです：

- Pride Parade（プライドパレード）

6月7日(日) 渋谷～原宿

- Pride Festival（プライドフェスティバル）

6月6日(土)・7日(日) 11:00-18:00 代々木公園

- Pride Night（プライドナイト）

6月7日(日) 東京都内（予定）

- Youth Pride（ユースプライド）

6月13日(土)・14日(日) WITH HARAJUKU HALL（予定）

- Queer Art Exhibition（クィアアートエキシビジョン）

2026年6月中2週間〜1ヶ月程度（予定）

- Human Rights Conference（ヒューマンライツカンファレンス）

2026年6月中（予定）

このイベントを通じて、TRPはLGBTQ+コミュニティの可視化や社会の理解を促進することを目指しています。

テーマとステートメント

「多様性と平等がひらく未来」と題された2026年のテーマは、あらゆる人が自分らしく生きられる社会を実現するための重要なメッセージです。現在でも、多くの人々が望む生き方を選ぶことができずにいます。その中で、愛する人との結婚を求める声が上がっています。この「婚姻の平等」を実現することは、すべての人が自らの存在を認められる社会へ向かう大きな一歩です。

TRPはまた、婚姻の平等のみならず、広告やメディアでのLGBTQ+の表現など、社会のさまざまな分野での平等の実現を目指しています。多様性を尊重し、すべての人に法の下の平等をもたらすことが、これからの道筋です。

今後の展開

イベントに向けて、2025年10月には協賛者を募集開始し、2026年1月からは各プログラムへの公募が行われる予定です。また、公式サイトの公開は2026年2月を予定しており、ボランティア募集や参加詳細についても順次発表される見込みです。

TRPは、全ての人が差別や偏見にさらされることなく、自分らしく生きることができる社会を目指して活動を続けていきます。Tokyo Prideはそのシンボルとして、多様な文化やコミュニティの交流を促進し、相互理解と連帯を深める絶好の機会となるでしょう。来る2026年には、多くの皆様が「Tokyo Pride 2026」に参加し、共にその歴史を作ることが期待されています。