AIでリース管理
2025-12-03 10:30:40

AIエージェントがリース契約の管理を効率化する新サービスを開始

AIで経理業務を効率化する新たな一手



株式会社マネーフォワードは、新たに『リース識別エージェント』というAIエージェントを発表しました。このサービスは、同社が提供する『マネーフォワード クラウド契約』の一部として、リース会計の新基準に対応するために開発されました。

リース契約の特定を自動化


『リース識別エージェント』は、電子化された契約書を解析し、どの契約がリースに該当するかを判断します。これにより、経理担当者が従来行っていた膨大な作業を短縮できるため、契約の識別から後続の会計処理までを一連の流れでスムーズに進められます。

特に、リース契約の洗い出し、分類、整理といった作業は、従来の業務において非常に負担が大きいものでした。しかし、このAIエージェントを活用することで、契約の自動データ化からリース該当性の根拠を提示するまでの過程がシームレスに行え、業務の効率化が期待されています。

利用者目線での工夫が光る


マネーフォワードでは、エージェントの開発にあたって、実際の業務現場からのフィードバックを重要視。経理担当者が無駄に感じる項目を非表示にする機能など、使いやすさを意識した設計がなされています。このような工夫が、業務に携わる方々の負担軽減に貢献すると言えるでしょう。

AIトランスフォーメーションの推進


AIの導入が進む中、企業のバックオフィス業務は、単なるデジタル化からAIによるトランスフォーメーションが期待される時代へと変わりつつあります。マネーフォワードでは、2027年4月1日以降に施行される新しいリース会計基準に対応するための準備が進められており、特に企業担当者が直面する課題をAIが解決することを目指しています。

さらに、このAIは2025年11月に提供開始される『マネーフォワード クラウドリース会計』とも連携し、リース関連業務のさらなる効率化を図る計画です。

マネーフォワード クラウド契約とは


『マネーフォワード クラウド契約』は契約書に関するすべての処理を電子的なプラットフォームで提供するサービスです。法務相談から契約書の作成、申請、承認、契約締結、保存、管理までを一元化し、業務の効率を劇的に向上させます。

このサービスを導入することで、印刷や郵送などの手間を省き、契約書の一元管理が可能が実現。さらに、契約データを連携することで、バックオフィス全体の生産性向上にも寄与します。

今後の展望


マネーフォワードは、今後もAIを活用したさまざまな機能を展開し、バックオフィス業務のさらなる自動化を推進していく方針です。これにより、ユーザーの業務がさらに効率化され、事業の成長をサポートすることが期待されています。

詳細については、こちらでご確認ください。


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会社情報

会社名
株式会社マネーフォワード
住所
東京都港区芝浦3-1-21 msb Tamachi 田町ステーションタワーS 21F
電話番号

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