マウザー、Bosch Sensortecの超小型MEMS加速度センサ「BMA530」「BMA580」の取り扱いを開始

半導体と電子部品の幅広い品揃えを誇るマウザー・エレクトロニクスは、マイクロエレクトロメカニカルシステム（MEMS）センサの開発・提供を行うBosch Sensortecの加速度センサ「BMA530」と「BMA580」の取り扱いを開始しました。

「BMA530」と「BMA580」は、ウェアラブルデバイスやヒアラブルデバイスなど、限られたスペースでの用途に最適な、世界最小の加速度センサです。

小型化と高性能を両立した革新的なセンサ

マウザーで取り扱うBoschの加速度センサ「BMA530」と「BMA580」は、エンジニアがアプリケーションの深い知識を持たなくても簡単に導入できるよう設計されています。業界最小のパッケージながら、優れた性能を発揮します。

「BMA530」は、歩数計によるアクティビティ追跡機能を搭載しており、特にウェアラブルデバイスに適しています。「BMA580」は、骨伝導を活用した音声アクティビティ検出機能を特徴としており、ヒアラブルデバイスに最適です。

従来のヒアラブルデバイスでは、マイクが音声アクティビティを聞くために「常時オン」になる必要があり、多くの電力を消費していました。「BMA580」は、ユーザーの声の振動を検出することで、マイクのスリープ状態からの起動を可能にし、消費電力の削減を実現します。

「BMA530」と「BMA580」は、Boschの前世代の加速度センサと比較して、革新的なウェーハ・レベル・チップ・スケール・パッケージ（WLCSP）を採用することで、設置面積を76%削減しました。この小型化により、プリント基板（PCB）への配置が容易になり、ポータブル製品への統合がスムーズに行えます。また、I3C®インターフェースを含む柔軟な接続オプションも提供されています。

開発を加速するサポート体制

「BMA530」と「BMA580」加速度センサは、Mouserから入手可能な「BMA530」、「BMA580」シャトルボードでサポートされています。シャトルボードは、Boschアプリケーションボードと組み合わせて使用することで、既存の設計に組み込むためのサンプル回路を提供し、迅速なプロトタイピングを可能にします。

マウザー・エレクトロニクスの特徴

マウザーは、グローバルな正規代理店として、最新半導体と電子部品を世界最大級の規模で取り揃えています。提携メーカーによる完全なトレーサビリティを実現した、100%認定済みの純正品のみを迅速にお届けします。

ウェブサイトでは、テクニカルリソースセンター、製品データシート、メーカーリファレンスデザイン、アプリケーションノート、技術設計情報、エンジニアリングツールなど、豊富なライブラリを提供しており、設計開発の迅速化を支援しています。

Bosch Sensortecについて

世界有数の技術とサービスのサプライヤーであるボッシュ・グループは、革新的で情熱を掻き立てる製品とサービスを通じて、世界中の人々の生活の質を向上させることを目指しています。

製品詳細

「BMA530」の詳細はこちら：https://www.mouser.com/new/bosch/bosch-bma530-accelerometers/

「BMA580」の詳細はこちら：https://www.mouser.com/new/bosch/bosch-bma580-accelerometers/