神防社が留学生向け企業説明会に出展
株式会社神防社(以下、神防社)が6月25日(水)に神戸サンボーホールで開催される「留学生向け合同説明会」に参加します。防災設備の設計施工を専門とするこの会社は、少子高齢化による労働力人口不足を背景に、積極的に外国人社員を採用しています。
神防社の特徴的な人材採用
神防社は、全社員約100名のうち約20名が外国人で、同社の姿勢は外国人を単なる労働力としてではなく、共に成長する「仲間」として迎える点にあります。これにより、外国人が数年で役職に就くケースや、男女問わず産育休を取得する社員も多く見られます。実際、ベトナム出身のSさんは入社4年目であり、日本語を駆使して現場をリードする存在です。
外国人雇用がもたらしたプラス面
神防社では、外国人採用によるメリットが職場環境に良い影響を与えています。特に見受けられるのは、次の3つです:
1.
仕事に臨む情熱
採用された外国人スタッフは、未経験の業務に対しても積極的に挑戦する姿勢が見られ、これが他の社員に刺激となり、職場全体のモチベーションを向上させています。
2.
採用の連鎖
既存の外国人社員の信頼を背景に、兄弟などの挙っての採用が増加。人間関係が安定し、同じ言語を話す社員がいることで新入社員の定着率が高まる好循環が生まれています。
3.
積極的な学びの姿勢
外国人社員は職場での学びに対して非常に意欲的であり、この姿勢が日本人社員をも育成する環境を醸成しています。
課題とその対応
もちろん、外国人雇用においては「コミュニケーション不足」や「待遇の満足度」などの課題が存在します。言語の壁や文化の違いから質問や相談が難しくなることがあり、待遇の違いが気になる場合もあります。そのため、神防社では安心して長く働ける環境づくりに努めています。具体的には、専用の寮を完備し、家具家電付きで用意されています。また、評価制度も公平であり、社員の意見も尊重されています。
留学生向け企業説明会への参加
神防社は、今後も積極的に外国人採用を推進するため、留学生向け合同企業説明会に参加します。ここでは、神防社の業務内容や職場環境、外国人社員の活躍の事例を紹介し、就職希望者との貴重な交流の場とする予定です。
YouTubeでの発信
さらに、神防社で働く外国人社員の実際の様子は、公式YouTubeチャンネル(KOBOちゃんねる)で公開されています。特に『お仕事紹介シリーズ』では、特定技能で働く社員の一日を密着した動画を見ることができます。
株式会社神防社とは
神防社は「防災の新しいカタチ」を提案する企業です。消防設備の設計施工や保守点検、防災用品の販売など、多岐にわたるサービスを提供しています。会社の創業メンバーは阪神大震災の影響を受け、多くの社員が防災に対する情熱を持っています。未来の防災に備え、防災グッズの開発にも力を入れています。
会社情報
このように、神防社は今後も多様な人材が安心して長く働ける環境を提供し、日本人だけでなく外国人社員も共に成長できる組織作りを進めていきます。