接客AI「Speria」と婚礼業務支援システム「ES」が連携
接客AIを開発する株式会社Speriaは、婚礼業務支援システム「ES」を提供する株式会社MakeITとのデータ連携を2026年5月に開始することを発表しました。これにより、ウェディングプランナーの業務が大幅に効率化されることが期待されています。この連携は「Speria Bridal」というブライダル特化ソリューションとして提供されることになります。
新たな業務フローの創出
この連携によって、接客や商談中に交わされる会話がAIによって瞬時に記録・要約され、CRMシステムであるESへ直接反映されるようになります。これまでプランナーが行っていた記録や転記などの面倒な裏作業が削減され、プランニング業務により多くの時間を割きやすくなるのです。
双方向のデータ連携
「Speria」は顧客との商談内容をAIが構造化し、要約した内容を自動で「ES」に入力します。これによりプランナーは商談後にもう一度記録を入力する必要がなくなり、入力時間を1/3に短縮することを目指しています。このシステムが導入されれば、プランナーは事務作業から解放され、よりクリエイティブで価値のある業務に集中できるようになります。
現場の声
この取り組みについて、Speriaの代表取締役である仲田真氏は「ウェディングプランナーは、感動の演出家としてお客様に寄り添う存在です。しかし裏作業に多くの時間を費やされているのが現実でした。今回の連携により、商談中のやり取りをAIが自動で記録し、プランナーが本来の業務に集中できる環境を提供します」と述べています。
また、MakeITの執行役員栗田良介氏も「ESは婚礼業務をサポートするために設計されています。本契約により、プランナーが創造的な業務に注力できるような環境が整います」とコメント。
ブライダル産業フェア2026において、両社はこの新しいシステムの利点を紹介する予定です。
「Speria Bridal」の実績
「Speria Bridal」は、これまでに全国の大手ホテルやゲストハウスに導入され、20,000時間以上の接客・商談音声を解析してきました。導入によって報告されている効果には、成約率の向上(+8%)や、作成時間の85%削減が含まれています。このような数字は、プランナーが顧客との信頼関係を構築し、感動的なプランニングを提供するために十分な時間を得るための重要な要素です。
今後の展望
今後Speriaは、より詳細な商談情報も「ES」に連携し、プランナーの入力時間をさらに短縮することを目指しています。この技術革新によって、ウェディングプランナーの業務が劇的に変わり、顧客体験の向上と業務効率化が図られることでしょう。
ウェディング業界における音声AIの標準化を目指すSperiaは、今後も“現場ファースト”の理念のもとで技術開発を進めていく考えです。