明治安田生命が推進するオンライン越境研修「outsight」が参加者100名突破

明治安田生命がオンライン越境研修「outsight」で成長支援

最近、明治安田生命保険相互会社が実施するオンライン越境研修プログラム「outsight」の参加者が累計100名を突破したとの知らせが届きました。この取り組みは、特にベンチャー企業の経営課題に挑むことで、新しい価値を生み出す力を育むことを目的としており、多くの企業が人材育成手法として「越境学習」を注視しています。

「outsight」の目的と背景

明治安田生命は、企業内大学「MYユニバーシティ」を通して、職員それぞれに適した育成プログラムを提供し、自己成長を促す体制を整えています。この一環として始まった「outsight」は、意欲的な職員が業務外の時間を活用して外部での学びに挑戦する公募型プログラムの一部であり、参加者は他社の人材と交わることで実践的な学びを得ることができます。

当社では特に「企画・創造力」の強化を掲げており、社内研修だけでは養うのが難しいスキルを習得するための貴重な機会として位置づけられています。ベンチャー企業との交流を通じて、参加者は実際の経営課題に対して柔軟な思考を求められるのです。

プログラムへの参加者からのフィードバック

プログラムの導入以来、多くの職員が参加しており、その実践的な成果が報告されています。例えば、ある50代女性職員は経営視点での課題解決力を高めることが目的で参加したと語ります。彼女は、「新しい視点を得ることで、常識に囚われない発想力を身につけることができ、社内提言制度を活用して新規プロジェクトを提案できた」と述べています。

また、20代の男性職員は、法人営業に関するサイト開発を担当しており、以前はアイデアの創出に課題を感じていましたが、このプログラム参加後にはロジカルシンキングが習得でき、過去の事例に縛られない発想が可能になったとのことです。

女性でも20代の参加者は、社外の環境で武者修行をしながら、業務における課題設定力が飛躍的に向上したと話します。「バランスよく考えられる習慣が築け、どんな業務においても課題を明確化する意識が芽生えました」とのことです。

今後の展望

「outsight」は、これからも「越境の第一歩は、“他流試合”から。」というコンセプトを基に、参加者がリアルな経営課題に向き合えるような環境を整えていきます。目標としては、今後年間1,000人の参加者を想定し、越境学習が企業の人材育成においてスタンダードな存在となることを目指しています。

このプログラムは、より多くの企業が積極的に取り入れることで、関与する人材の視座を広げ、行動変容を促す重要な手段として認識されているのです。