データサイエンスで未来を拓く!日本経済大学が筑紫高校と連携し、生徒に実践的な指導を実施
福岡県にある日本経済大学は、筑紫高校と連携し、高校生のデータサイエンス教育に力を入れています。データサイエンスは、デジタル社会やAIの発展に伴い、今後ますます重要性を増していく分野です。本学は、文系・理系問わず、データ分析スキルを習得することで、課題解決能力を向上させ、新しい時代をリードする人材育成を目指しています。
筑紫高校は、教育DXを加速化するため、データサイエンティスト育成に取り組んでおり、日本経済大学の教員が外部講師として協力することになりました。本学のDX推進を担当する経済学科の吉原さくら教授は、高校2年生の「総合的探究の時間」において、スプレッドシートや生成AIを活用したデータ分析や探究に関する指導を行います。また、健康スポーツ経営学科の船戸渉准教授は、スポーツアナリストに興味のある生徒を対象に、運動・スポーツをより科学的に行うためのデータサイエンス指導を実施します。
実践的な講義内容でデータサイエンスへの理解を深める
講義では、データサイエンティストの役割やデータ分析の基礎、実践的なデータ分析手法などを学びます。具体的な内容は以下の通りです。
吉原さくら教授
7月8日(月):「データサイエンティストとは?」- 用語解説と企業事例紹介
8月29日(木):「データサイエンティスト体験〜公開データ分析編〜」- 公開データの相関分析
9月19日(木):「データサイエンティスト体験〜アンケート分析編〜」- スプレッドシートと生成AIを使った、満足度調査アンケートのデータ分析
船戸渉准教授
7月24日(水):集中講義「データ収集・分析の方法について」- 運動部活動生向け
8月29日(木): 「データ収集・分析に関する指導助言」- 運動部活動生向け
10月10日(木): 「個人探究テーマ決め」- 部活動をテーマにする生徒向け指導
これらの講義を通して、生徒たちはデータ分析の基礎を学び、実践的な経験を積むことで、データサイエンスへの理解を深めることができます。
生成AIを活用した革新的な教育
本学は、筑紫高校との連携において、生成AIを活用した教育にも力を入れています。昨年の「Chat GPT」研修では、生成AIの活用方法や教育現場での可能性について学びました。今回のデータサイエンス講義でも、生成AIを活用したデータ分析や探究活動を取り入れ、生徒たちの学習意欲を高めていきます。
未来を担う人材育成への期待
データサイエンスは、様々な分野で活用され、社会を大きく変える可能性を秘めています。本学は、筑紫高校との連携を通して、データ分析スキルを備えた、未来を担う人材育成を目指しています。