数学女子シリーズ復活！ビジネスに役立つ新文庫版が登場

数学女子シリーズが帰ってきました！

教育界で注目されている深沢真太郎氏のベストセラー『数学女子シリーズ』が、新たに文庫版として登場しました。このシリーズでは、ビジネスシーンで数字を使う重要性や、データの読み方、活用法をストーリー形式でわかりやすく解説しています。

新たな文庫版の内容

今回の文庫版『文庫版数学女子智香が教える仕事で数字を使うって、こういうことです』では、もともとの単行本に40頁以上の加筆があり、より多くの情報が盛り込まれています。物語の舞台は、あるアパレル企業。数学科出身のコンサルタント、柴崎智香が描くストーリーを通じて、営業部員たちがどのように数字を活用していくのかが描かれます。

物語の中心人物

柴崎智香は、数字に対して苦手意識を持つ同僚とのやりとりを通じ、彼らがどのようにデータを理解し、仕事に活かしていくかを手伝います。特にリーダーの木村斗真は、数字が大の苦手だと公言しており、彼との関係の中で智香がどのように問題を解決していくかが見所です。

内容の概要

文庫版は、以下のような章立てで構成されています。

- 序章正反対な2人の出会い
- 第1章 数字を使って会話できますか?
- 第2章「データに困らない時代」に困っていませんか
- 第3章 あなたは正しくデータを読んでいますか?
- 第4章 意思決定に数字を使う本当の理由を知っていますか?
- 第5章 「分析とは何か」を誤解していませんか?
- 第6章 エクセルでつくったグラフをそのまま使っていませんか?
- 最終章 数字のチカラが仕事を変える

この構成により、ビジネスパーソンに必要な数学的な考え方が面白く学べるようになっています。

数学への苦手意識を克服

本書ではイラストや図版が豊富に使われており、数字の世界への苦手意識を払拭してくれる内容となっています。仕事に即役立ち、実践的な知識を得られるのも大きな魅力でしょう。

著者・深沢真太郎のプロフィール

深沢真太郎氏は、ビジネス数学教育家として知られており、「ビジネス数学」を提唱し、多くのビジネスパーソンを育成してきました。彼は、日本大学大学院総合基礎科学研究科を修了し、理学修士（数学）の資格を持っています。その後、予備校講師を経て、外資系企業で管理職を務めた経験を生かし、ビジネス研修の講師として独立しました。

また、大手企業、プロ野球団、トップアスリートの教育も手がけ、特にSMBCや三菱UFJ、みずほ、早稲田大学、産業能率大学などの講座に頻繁に登壇しています。

さらに、著作は国内外で30冊以上に及び、ビジネスの現場や教育に広く影響を与え続けています。