盲ろう者の移動介助を支える新ガイドブックが登場
2026年7月1日、認定NPO法人東京盲ろう者友の会(東京都新宿区)が新たに発行したガイドブック『新版 盲ろう者の移動介助 — 盲ろう者にとっての安心・安全な移動介助方法とは —』が、盲ろう者の安心かつ安全な移動を支えるために必見の一冊です。盲ろう者とは、視覚と聴覚の両方に障害のある方々を指し、日本には約1万人がいるとされています。彼らのコミュニケーション方法や身体状況は一人ひとり異なるため、個別の配慮が不可欠です。
インクルーシブな社会に向けた新たな一歩
本書は、盲ろう者が主体的に移動できるようにするための配慮や技術を、個別性と多様性を重視する観点からまとめています。特に大きな特徴は、誌面と連携したYouTube解説動画です。QRコードを通じてアクセスできるこれらの動画は、技術の理解を助け、実際の動作を視覚的に学ぶことができます。
動画で学べる内容
- - 基本姿勢と平地の歩行
- - 狭い場所の通過方法
- - 階段やエスカレーターの上り下り
- - 公共交通機関での乗り降り
など、具体的なシチュエーションに即した内容になっています。
盲ろう者の移動介助方法の重要性
盲ろう者は、日常生活において支援が必要な場面が多々あります。通訳者や介助者がいない場合、自身の移動に不安を感じることも少なくありません。このような現状の中で、本書が提供する移動介助方法は、彼らの自立を促すだけでなく、周囲の人々にも理解を深めてもらう機会となります。
ガイドブックの内容概要
このガイドブックでは、盲ろう者の基本的な特徴や注意すべき点について、国の統計データを基に解説しています。また、移動介助にあたるスタッフや関連団体の皆さんも活用できるよう、様々な場面に合わせた応用技術も紹介しています。
主な内容
1. 盲ろう者とは
2. 盲ろう者が主体的に移動するための心構え
3. 移動介助の基本姿勢とその技術
4. シチュエーション別の移動介助事例
書籍情報
- - 書名: 『新版 盲ろう者の移動介助 — 盲ろう者にとっての安心・安全な移動介助方法とは —』
- - 発行日: 2026年7月1日
- - 発行者: 認定NPO法人 東京盲ろう者友の会
- - 著者: 前田晃秀(東京都盲ろう者支援センター長)
- - 仕様: A5判、フルカラー、32ページ(YouTube動画連動QRコード付き)
- - 販売価格: 660円(税込)
本書は公式サイトから購入でき、10冊以上のまとめ買いには割引があります。
サポートを必要とする全ての人へ
東京都新宿区に拠点を置く東京盲ろう者友の会は、盲ろう者の自立と社会参加を促進する様々な活動を行っています。移動介助に関する知識を深めることで、盲ろう者がより快適に、かつ自立した生活を送るための道のりが開かれることを期待しています。
公式サイト:
東京盲ろう者友の会