小豆島の移動手段が充実!無料連絡バス運行開始
2025年7月1日、小豆島において新たな交通手段が誕生しました。ジャンボフェリー株式会社が運行する「坂手港ターミナル前」から「草壁港」までの無料連絡バスが、社会実験としてスタートします。この取り組みは、関西方面からの観光客を対象に、便利な移動手段を提供しようとするものです。
この無料バスは、毎日定時運行され、港に到着したフェリー「あおい」に接続します。具体的には、神戸港を08:15に出航し、11:35に坂手港に到着。そのフェリーの到着に合わせて、11:55頃にバスが発車します。バスは「丸金前」と「小豆島酒造」を経由し、12:25に草壁港までの道のりを進みます。
無料バスの利用方法
定員と先着順
無料連絡バスの定員は20名まで、完全に先着順となります。また、バスをご利用できるのは、あくまで対象のフェリーを利用されるお客様に限られています。
利便性向上の目的
坂手港は、小豆島への主要な玄関口として年間を通じて多くの皆様に利用されています。しかし、下船後の移動手段が限られていることが課題とされており、特に徒歩利用のお客様からは「もっと移動の選択肢が欲しい」という声が多く寄せられていました。この問題を解消するために、新しい交通手段である無料バスの運行を決定しました。
社会実験の期間と運行スケジュール
この無料連絡バスの運行は、2025年11月30日まで続く予定です。運行時間はあくまで目安であり、フェリーの到着に合わせて運行されるため、具体的な出発・到着時刻は変更されることがあります。その際は、公式サイトで最新情報を確認することが推奨されます。
また、万が一定員に達した場合は、「坂手港ターミナル」から12:17に発車する路線バスを利用するよう案内されています。
今後の展望
ジャンボフェリー株式会社は、今回の取り組みを通じて関西と小豆島を結びつける交通インフラの一翼を担い、地域に密着したサービスの提供に加え、持続可能な交通環境の構築を目指していく方針です。これにより、小豆島を訪れる観光客がより快適に移動できることを期待しています。
小豆島はその美しい自然や独自の文化で知られており、多くの観光客が訪れる場所です。この無料連絡バスによって、観光地へのアクセスが向上し、より多くの人々が小豆島の魅力を体験できることでしょう。