カンボジアの子どもたちに届け！スラックライン教室がオンラインで実現

カンボジアの子どもたちにスラックラインを教える新たな試み

特定非営利活動法人オンザロードが運営する「WORLD DREAM SCHOOL」（東京都葛飾区、代表理事：高橋歩）が、カンボジアの子どもたちに訪れる新しい教育の形を提供します。このプロジェクトは、地震で影響を受けた地域の子どもたちにアクティブスポーツであるスラックラインを通じて、自立心を養うことを目的としています。

繋がる日本とカンボジア

2021年11月7日、カンボジアと日本の福島をZOOMでつなぎ、初のオンラインスラックライン教室が開催されました。福島市に住む高校1年生の渡辺莉央さんが講師となり、楽しさを伝えました。彼女はチャンネルスクエアとの連携を通じてスラックラインと出会い、全国大会でも入賞するほどの成長を遂げています。

このオンラインクラスは、子どもたちに直接スラックラインを体験させ、バランス感覚を鍛えることを目的としたプログラムです。参加者は、スラックラインの基礎を学び、トランポリンのように楽しむことができました。

WORLD DREAM SCHOOLとは

「WORLD DREAM SCHOOL」は、新型コロナウイルスの影響を受け、逆境の中にある世界中の若者たちの夢を応援するために設立されたプロジェクトです。スラムや難民キャンプ、貧困地域に暮らす子どもたちに、必要な教育資源やプロフェッショナルな講師によるトレーニングを提供し、自立を支援しています。ここで大切にされているのは、子どもたちが夢を持ち、希望を見出せる環境を整えることです。

スラックラインの魅力

スラックラインは、細いベルトの上でバランスを保つスポーツで、体幹を鍛えると同時に楽しむことができます。フィットネスやリハビリ、アウトドアレジャーとしても利用されており、注目を集めています。このクラスでは、スラックラインの魅力を子どもたちに伝え、体を動かす楽しさを実感してもらいました。

オンライン交流イベントの内容

イベントは、以下の内容で進行しました。
1. 団体説明と参加者の自己紹介
2. スラックラインとは何かの解説
3. 実際にスラックラインに挑戦するレッスン
4. 参加者からの感想の共有

参加者の子どもたちは、スラックラインを通じて自分の体を使った表現ができる楽しさを体験しました。このプロジェクトを通じて、夢を追う仲間としての絆が育まれることを期待しています。