環境問題をラップで伝える!
2025年に開催される大阪・関西万博では、様々なイベントや展示が行われています。その中にあって、特に話題を巻き起こしているのが、京都府亀岡市とノートルダム女学院高等学校の学生たちが共同で制作したラップです。このラップは、環境問題をテーマにしており、地元の魅力を最大限に活かした作品として注目されているのです。
環境問題を身近に感じるために
亀岡市は、2023年8月8日に行われた万博内の「関西パビリオン」にブースを出展しました。この取り組みは、京都府の呼びかけによるもので、亀岡市がその一環として参加したものです。市役所からの公募で選ばれたノートルダム女学院の生徒たちが、そのブースのガイドとして来場者に環境問題を伝える役割を担いました。
出展テーマには、日本初のレジ袋有料化条例の制定など、先進的な環境政策が掲げられました。この重要なテーマをより多くの人々にわかりやすく伝えるために、生徒たちは自らのアイデアを持ち寄り、「ラップで伝える」という斬新なアプローチを選びました。
亀岡市の魅力をリリックに!
生徒たちは亀岡市内を自ら探索し、地元の自然や環境政策の現場を訪れ、その印象や感じたことを歌詞に落とし込みました。このオリジナルラップは、万博での初披露を経て、多くの来場者の心をつかむことに成功しました。
さらに、その集大成としてミュージックビデオが制作され、この度公開されました。日本の自然美や市の象徴的な場所を背景にした映像と共に、環境問題に対するメッセージが込められています。特に、保津川下りなど、亀岡市が誇る観光資源を取り入れることで、視覚的にも楽しめる作品となっています。
万博会場での反響と未来への取り組み
8月8日に行われた万博会場でのパフォーマンスでは、生徒たちのリズミカルなラップに多くの来場者が惹きつけられました。環境問題を楽しく、かつ力強く伝えられるこの独特な表現は、今後の環境保護活動への意識を高める一助となることでしょう。
亀岡市では、こうした若い世代の柔軟な発想を生かしながら、今後も市の魅力を発信し続けます。今回のミュージックビデオを通じて、市の環境政策がどのように進化していくのか、そしてそれが未来の世代にどのような影響を与えるのかに、期待が寄せられています。
お問い合わせ情報
もし亀岡市の取り組みに関心がある方は、以下の連絡先までお問い合わせください。
担当:竹村(たけむら)
電話番号:0771-25-5006
* Email:
[email protected]
このように、亀岡市とノートルダム女学院高等学校のコラボレーションは、ただ単に万博の一展示にとどまらず、未来へ紡がれる環境へのメッセージとなることでしょう。