ユアサ商事の進化
2025-09-01 09:22:02

ユアサ商事が「monolyst」を導入し業務効率を大幅に向上

ユアサ商事が「monolyst」を導入し業務効率を大幅に向上



東京証券取引所プライム上場商社のユアサ商事株式会社が、monolyst株式会社が提供する転記レス商品情報管理システム「monolyst」を導入しました。このシステムは、2025年9月から本格運用が開始される予定で、ユアサ商事の新流通ビジネス部における商品の仕様や画像等の情報取得、整理を効率化し、さらなる事業成長をサポートします。

導入背景と課題


ユアサ商事は、EC販売店への商品の情報提供や独自フォームへの商品登録を行う中で、以下のような課題を抱えていました。

1. 転記作業の膨大さ:メーカーの紙カタログや価格改定表を基に、通販に必要なスペックや画像、価格情報を手入力するための工数が非常に大きく、非効率な状況でした。
2. フォーマットの多様性:さまざまな通販企業に対して異なる商品情報の手入力が求められ、これが人手不足を引き起こし、オンラインで販売可能な商品の提案が行き詰まる要因となっていました。
3. 機会損失:販売店においても、商品掲載までのタイムラグが発生し、機会損失が発生するという問題がありました。

これらの課題を解消するために、ユアサ商事は商品情報を大幅に効率化できるシステムとして「monolyst」の導入を検討しました。

monolystの導入理由


ユアサ商事が「monolyst」の導入を決定した主な理由は以下の通りです。

1. 圧倒的な効率化:monolystはカタログを解析し、商品のスペック情報や画像を自動的に取得します。これにより、手作業による入力や画像加工が不要になり、工数が大幅に削減されます。
2. 自動化されたフォーマット作成:通販会社毎のフォーマットを自動生成できるため、商品カタログからのスムーズな市場投入が可能になります。この機能により、商品の市場投入にかかる時間が短縮されます。
3. 将来の展望:ユアサ商事は多様な事業を展開しており、商品情報管理システムを活用することでDXを更に加速できます。特に、依然としてFAXを用いたアナログ業務が多数存在する市場において、monolystはサプライチェーン全体の近代化にも寄与すると見込まれています。

monolystへの期待


monolystの導入により、メーカーのカタログから商品情報を取得する工数の削減が期待されており、ユアサ商事から販売店様への商品情報提供の質と迅速性が向上するでしょう。また、商品マスタの一元管理により営業チームは顧客のニーズにもっと応じた提案が可能となり、販売先と仕入先をスムーズに繋ぐ役割としての存在価値を高めることが見込まれています。

商品情報管理システム「monolyst」とは?


monolystは、工具や建材、自動車部品の卸業向けに設計された商品情報管理システムです。カタログ解析、スペック・画像管理、デジタルカタログ、およびウェブ受発注システムを統合しており、業務の効率化と売上向上に大きく寄与します。
入力ミスの防止に役立つFAX注文書の解析機能なども搭載されおり、事業者の業務負担を軽減します。

公式ウェブサイトでは、より詳細な情報を確認できます。
monolystサービスサイト

会社概要


monolyst株式会社は2024年に設立され、転記レス商品情報管理システムの企画・開発・運営を行っている企業です。
代表取締役は伊関洋介氏で、東京都渋谷区に本社を構えています。
企業URLはこちら

結論


ユアサ商事の「monolyst」導入によって、業務の効率化、商品情報の質の向上、そして新たなビジネスチャンスの創出が実現されることでしょう。業界全体におけるDXの進展にも寄与することが期待されています。


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会社情報

会社名
monolyst株式会社
住所
東京都渋谷区円山町5番5号Navi渋谷Ⅴ3階
電話番号

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