第8回大藪春彦新人賞と映像化奨励賞の受賞発表
2024年10月30日、株式会社徳間書店にて開催された「大藪春彦新人賞」の選考会において、受賞作品が決定しました。本賞は、著名な作家・大藪春彦氏の業績を称えて設立され、今年で第8回を迎えています。
選考委員会は、今野敏氏や馳星周氏、同社文芸編集部の編集長ら3名が構成されています。全256件の応募作品から新たに栄誉を受けたのは、大阪府出身の花邑あきら氏の作品「女衒事業者」です。この作品は、400字詰原稿用紙換算で80枚に及ぶ内容が評価されました。
花邑あきら氏は昭和50年生まれの49歳で、選考日現在のプロフィールも提供されています。大藪春彦賞選考委員会は、厳正な議論を経てこの作品を受賞作に選出しました。受賞者には大藪春彦賞選考委員会から賞状、副賞として100万円が贈呈され、贈賞式は2025年3月に予定されています。
映像化奨励賞の新設
さらに、本年度から新たに「大藪春彦新人賞 映像化奨励賞」が創設されたことも注目されます。この賞は、「映像化にふさわしい」とされる作品を対象に、特別選考委員1名と徳間書店映像化推進委員会の合議によって選定されます。2024年度の特別選考委員に選ばれたのは、作家の原田眞人氏です。
2024年度の映像化奨励賞は、受賞作品「女衒事業者」に贈られることが決定しました。これは、花邑あきら氏の受賞作が同時にこの名誉を受ける形となりました。
受賞式は2025年3月に開催され、当日盛大な賞状授与が行われる見込みです。
お問い合わせ先
この件に関する詳細な質問や問い合わせは、徳間書店文芸編集部の担当者までお願いします。連絡先は、電話番号03-5403-4349、ファックス番号03-5403-4358です。
今後も大藪春彦賞がどのように発展するのか、多くの読者からの期待が寄せられています。