ホクレンDC2025に挑む
2025-07-25 17:52:23

ホクレンDC2025に寄せる情熱と挑戦 ~玉井康夫さんの10年の歩み~

ホクレンDC2025に寄せる情熱と挑戦 ~玉井康夫さんの10年の歩み~



はじめに
ホクレン・ディスタンスチャレンジ(以下、ホクレンDC)は、多くのアスリートとファンが集まり、長距離競技の素晴らしさを感じられる大注目のイベントです。その運営を支える「支える人」として活躍しているのが、北海道陸上競技協会の審判委員長である玉井康夫さんです。彼の10年にわたるホクレンDCとの関わりや、これからのチャレンジについてお話を伺いました。

玉井さんとの出会い


アフロスポーツの取材スタッフは、昨年初めてホクレンDCを体験し、玉井さんに驚きを隠せませんでした。その理由は、玉井さんが深川大会と士別大会の両方で指揮を取っているという事実です。インタビューでは、彼がホクレンDCに初めて関わった時期や、各大会での役割について話を聞きました。玉井さんは「10年前から深川大会に携わっており、最初は大会の総務として運営を担当している」と教えてくれました。具体的には、競技役員の配置や競技運営マニュアルの作成、大会準備に関するさまざまな業務をこなすことが求められます。大会当日は全体を見渡しながら運営がスムーズに進むよう努めているそうです。

10年間の変化と心境


10年前に初めて関わったホクレンDCについて玉井さんは「当時、士別に住んでいて、日本の長距離トップ選手が集まるレースが士別で行われることに喜びを感じた」と振り返ります。昨今では、選手たちが自らの目標を達成する姿を見届けることの重要性を実感しています。特に、選手たちが持ち帰るパーソナルベストに心を寄せるようになったと話すかれ。彼の心境の変化は、ホクレンDCが多くの人々にとって大切な場所であることを示しています。

忘れられないエピソード


玉井さんが記憶に残るエピソードとして語るのは、コロナ禍における大会の開催や、直撃の雷によるハプニングです。特にコロナ禍では、厳しい状況の中で大会を開催することが叶ったことが彼にとって大きな意義を持ったとのことです。また、田中希実選手の日本新記録達成の瞬間も特別な思い出として残っているそうです。選手たちが素晴らしいパフォーマンスを発揮する舞台を支えることへの情熱が表れています。

世界を見据えた挑戦


玉井さんは、世界陸上に参加する審判としての立場を得ることになり、地方からも大きな舞台に立つことができる希望を語ります。ホクレンDCがその礎となる可能性を感じており、今後も多くの選手がこの舞台を通じて全国や世界へと羽ばたいてほしいと願っています。彼は「参加選手や観客との交流をさらに広げ、地域のジュニア選手ともつながりを持ちたい」と話しました。

地元を愛する気持ち


最後に、来年の大会を観戦するファンに向けて地元深川市と士別市の観光スポットを紹介しました。美しい風景が広がる「戸外炉峠」や、「道の駅ライスランドふかがわ」で地元特産品を楽しむことも勧めています。玉井さんは、陸上競技を楽しむだけでなく、地元の魅力も体感してほしいと語りました。

まとめ


玉井康夫さんにとってホクレンDCは単なる競技会ではなく、多くの人々が集まり、共に挑戦し、高め合う場です。これからも彼の陸上に対する情熱と、地域との結びつきが新たな形で広がっていくことを心から願っています。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

会社情報

会社名
公益財団法人日本陸上競技連盟
住所
東京都新宿区霞ヶ丘町4-2JAPAN SPORT OLYMPIC SQUARE 9階
電話番号
050-1746-8410

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。