菊川市、ZEB化推進へ佐野ホールディングスと大和ハウス工業と連携協定を締結
静岡県菊川市は、2050年までに二酸化炭素排出量を実質ゼロにすることを目指す「ゼロカーボンシティ」を宣言し、ZEB化推進を掲げています。
この目標達成に向け、菊川市は佐野ホールディングス株式会社と大和ハウス工業株式会社と連携し、2024年6月28日に「菊川市のZEB化推進等に向けた連携協定」を締結しました。
佐野ホールディングスは、カーボンニュートラルへの取り組みの一環として、菊川市にある営業所の移転・新築を大和ハウス工業を施工者として計画しています。
今回の協定により、三者は以下のような取り組みを進めていきます。
佐野ホールディングスのグループ会社の新事務所に、静岡県産および菊川市産の木材を積極的に使用します。
菊川市が開催する施設見学会に、佐野ホールディングスのグループ会社の事務所を活用します。
菊川市が開催するZEBセミナーおよび勉強会に、大和ハウス工業が講師を派遣します。
これらの取り組みを通じて、菊川市はZEB建築物の普及促進と、地域産木材の活用による経済活性化を目指します。
ZEBとは?
ZEB(Zero Energy Building)とは、建物で消費する年間の一次エネルギーの消費量をゼロにすることを目指した建物です。
ZEB化は、地球温暖化対策の重要な取り組みの一つとして注目されています。
協定締結式の様子
2024年6月28日、菊川市役所にて締結式が開催されました。
大和ハウス工業 浜松支店 流通店舗営業所長 友野 憲一
佐野ホールディングス 代表取締役社長 佐野 太亮
菊川市 市長 長谷川 寬彦
三者は、今回の協定が、菊川市の持続可能な発展に貢献することを期待しています。