AI Native Twin始動
2024-12-19 11:48:10

電通デジタル、AI推進の新組織「AI Native Twin」発足で業務革新を加速

株式会社電通デジタルは、全社的なAIの標準実装を目指す新たな取り組みとして、「AI Native Twin(エーアイ ネイティブ ツイン)」という横断的な組織を設立しました。2025年1月から本格的に始動し、企業が抱える様々な課題を解決するため、AI技術の活用を促進します。

この新組織の設立は、電通デジタルのAI活用推進の一環として進められており、最近ではAI開発に強みを持つデータアーティスト株式会社との合併を経て、マーケティングソリューションブランド「∞AI🄬(ムゲンエーアイ)」の開発なども行っています。この取り組みにより、企業が抱えるマーケティングの高度化を支援し、お客様にとっても価値あるサービスを提供していくことを目指しています。

社内の成長を促すため、電通デジタルでは全社員にChatGPTアカウントを導入しています。これにより、業務の効率化を図るだけでなく、最新のAI技術を駆使したソリューション提案の力を全社的に底上げすることを目的としています。さらに、モンゴルに位置する電通データアーティストモンゴルとの連携によって、AIに関する知見も深めていく方針です。

最近の生成AIの普及に伴い、顧客と企業の関係性も変化しています。これまで一方通行だった顧客とのコミュニケーションが、AIチャットを介して双方向の「対話」へと進化しています。このため、より魅力的な顧客体験の提供が求められており、企業は顧客との会話データを通じてリッチなデータを獲得し分析することで、次回の施策に生かす必要があります。

このように、多様化する顧客との接点を強化するため、電通デジタルは執行役員の山本覚が指揮を取る「CAIO(最高AI責任者)」制度を新たに設け、「AI Native Twin」を効果的に運営していく予定です。各事業部門に対してAI活用のミッションを課し、それぞれの領域における業務の深化を図るとともに、工数削減を実現し社員の創造性を引き出すサポートを行います。

電通デジタルは、今後もAIを活用したオープンイノベーションを進め、全社員のパフォーマンスの向上を目指します。これにより、企業の事業成長に貢献し、新たな価値の創出を続けることで、社会や経済における変革と成長も見据えています。全ては、「人の心を動かし、価値を創造し、世界のあり方を変える。」というビジョンに基づいています。引き続き、デジタル領域におけるリーダーとしての役割を果たしていくことでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社電通デジタル
住所
東京都港区東新橋1-8-1
電話番号
03-6217-6036

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