若干26歳にして独自の音楽スタイルを確立したアーティスト、Daokoが新たな一歩を踏み出しました。彼女は乳幼児の頃から音楽に親しみ、すでに名の知れた存在ですが、今回はDJとプロデューサーとしての才能を持つTAARとタッグを組み、連名シングル「groggy ghost」を9月29日にリリースしました。
リリースの背景
このコラボレーションは、Daokoが2020年の緊急事態宣言中から着想を得たもので、自宅での作業を通じて生まれました。Daokoは「お家に居ながらも曲が作りたい!」という気持ちから、TAARとのセッションをスタートさせました。このプロセスはお互いにインターネットを通じて行い、緊張感のある環境でも柔軟に対応する力を養ったそうです。そして、実際の制作に至るまでの時間があったことで、このシングルには独特のLo-fiな雰囲気が醸成されました。
サウンドとアートワーク
「groggy ghost」は、TAARの音楽的なサウンドワークと、Daokoによる詩的なラップが融合した宅録Chill Hip-Hopで構成されています。さらに、ジャケットアートワークもDaoko自身が手掛けており、彼女らしい感性が随所に反映されています。音楽の内容だけでなく、視覚的要素にもこだわりを持つDaokoの姿勢は、アーティストとしての幅広い表現力を物語っています。
音楽ビデオの特別性
このリリースに併せて、同日の午後21時からMVもYouTubeにて公開されます。映像は「おうち時間」をテーマに、幻想的でストリート感あふれる映像美が表現されており、Daokoの魅力を存分に引き出した作品となっています。MVはDaokoセルフプロデュースのもと、監督マザーファッ子が手掛け、コレオグラフィーにはNON(ELEVENPLAY)が参加しています。そのため、ダンスシーンやビジュアル全体にわたり、洗練されたアートワークが感じられます。
アーティストたちのコメント
Daoko自身は、制作過程での感慨深さをコメントしています。「“お家で踊りたくなるようなChill&POP”を意識しながら制作した」という言葉からも、彼女の現代的な感覚が伝わってきます。一方、TAARもまた、非対面ながらも細部にこだわった制作に特別感を見出しており、その思いが音楽に込められています。彼は「夜な夜な夢見るゴーストの囁きのように感じる」と語っています。
最後に
待望のシングル「groggy ghost」は、配信リンクから今すぐに楽しむことができます。音楽が持つ力で、人々を元気づける新たな作品の登場に、音楽ファンならずとも期待が高まります。
配信URLはこちら
また、MVの視聴もお忘れなく!
Daoko「groggy ghost」MUSIC VIDEOを9月29日21時より視聴可能です。