パナソニックの「WisOCR」が構築した新たな帳票処理体験
パナソニック ソリューションテクノロジー株式会社は、"WisOCR"というAI帳票OCR(光学式文字認識)サービスのバージョンアップを2024年10月15日に予定しています。このアップデートでは、生成AIとの連携により、非定型の納品書や見積書も読み取りが可能となり、さらなる業務効率化を促進します。
WisOCRの進化
これまで、WisOCRは標準的な注文書や請求書、領収書のデータ化を簡単に行えるサービスを提供してきました。しかし、多くの取引先から異なる形式の納品書や見積書が送られてくる中で、これらを効率よく読み取るニーズが高まっていました。それに応える形で、今回のバージョンアップが実現します。
新製品ラインアップ
バージョンアップに伴い、WisOCRの製品ラインアップは以下のように改訂されます。
1.
WisOCR
2.
WisOCR for 注文書
3.
WisOCR for 請求書・納品書・領収書
4.
WisOCR for 見積書
この新しいラインアップでは、業務で必要とされるさまざまな帳票を簡単にデータ化できる環境が整います。効率化が進むことで、ユーザーは煩雑な入力作業から解放され、OCRの処理結果の確認と修正に専念できるようになります。
バージョンアップのメリット
このバージョンアップによる主な効果は以下の通りです。
1.
入力・転記作業の効率化
WisOCRを導入することで、手作業による納品書や見積書の入力が不要になり、大きな時間の節約が見込めます。これにより、社員の生産性が向上し、より価値の高い業務に時間を割けるようになるでしょう。
2.
設定作業の削減
従来、さまざまな取引先に対して異なる書類形式への対応が求められ、導入を敬遠していた企業でも、今回のアップデートにより簡単にOCRの活用が可能になります。帳票画像をアップロードするだけで自動で読み取りが行われるため、導入のハードルが大幅に下がります。
このように、WisOCRの新ラインアップは業務の効率化だけでなく、導入の容易さにおいても大きな革新をもたらします。
今後の展望
パナソニックは、これからもお客様のニーズに応じたOCR技術の開発を進め、DX推進に貢献することを目指しています。新たな技術に魅力を感じる企業が多い中、WisOCRの展開は今後の業界において重要な役割を果たすことでしょう。詳しい情報は公式サイトを確認してください。
公式サイトリンク
WisOCR詳細ページ
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