新たな物流拠点『LOGI FLAG DRY & COLD 仙台泉Ⅰ』がテナント決定
霞ヶ関キャピタル株式会社は、宮城県仙台市にある新しい物流施設『LOGI FLAG DRY & COLD 仙台泉Ⅰ』のテナントとして、株式会社ササキが決定したことを正式に発表しました。このテナント契約により、仙台圏の物流機能がさらに強化されることになります。
1. 施設の概要
『LOGI FLAG DRY & COLD 仙台泉Ⅰ』は便利な立地にあり、東北自動車道の「泉IC」からわずか1kmほどの距離に位置しています。この立地は、迅速な配送を可能にし、仙台市内の中心部からも近く、さらに「仙台港」からもアクセスが容易です。これにより、広域な輸送ネットワークの一端を担い、地域の物流業界に貢献することが期待されています。
2. 本施設の特徴
本施設はドライ、冷蔵、冷凍という3つの温度帯に対応したマルチテナント型で、動的な物流ニーズに応えられる設計です。建物は強固な岩盤の上に建設され、3層のドライ倉庫と4層の冷凍冷蔵棟から成っています。特筆すべきは、ドライ棟と冷凍冷蔵棟それぞれが2テナントに分けて利用可能になっている点です。
このような設計は、テナントにとって柔軟性をもたらし、利用者の様々なニーズに応じた最適なスペースを提供することを目的としています。また、環境に配慮した冷凍冷蔵設備には自然冷媒が採用されており、持続可能な物流ソリューションを実現しています。
3. 環境への配慮
さらに、施設の屋根には太陽光発電パネルが設置されており、これにより電力コストを低減することができます。この取り組みは、テナントの運営費用を抑える助けとなり、持続可能なビジネス運営を支援します。物流業界が抱える様々な課題に対応し、新たな価値を提供することを目指す『LOGI FLAG』の理念がここに息づいています。
4. 企業の概要
霞ヶ関キャピタル株式会社は、2011年に設立された不動産コンサルティング企業です。物流施設の開発をはじめ、ホテルやヘルスケア施設、海外事業など幅広い事業を展開しています。現在、256名の従業員が在籍し、東京を拠点に活動しています。資本金は184億9392万円に達し、しっかりとした基盤があります。
『LOGI FLAG DRY & COLD 仙台泉Ⅰ』は、仙台地域の物流拠点として、今後の発展が期待される施設です。テナントとして参加する株式会社ササキにとっても、これからの物流業務において重要な拠点となるでしょう。物流市場のニーズに応え、未来を切り開く重要な一歩となることを期待しています。