モビリティリゾートもてぎが国際的アワードに選出
栃木県の茂木町にあるモビリティリゾートもてぎが、サステナビリティに関する取り組みで注目を集めています。ホンダモビリティランド株式会社が運営するこの施設は、国際的なアワード「Sport Positive Awards 2026」のBiodiversity Project部門でファイナリストに選ばれました。この賞は、スポーツの力を通じて、気候変動や生物多様性の危機に立ち向かう組織や個人を称えています。
世界中から約100もの団体がノミネートされる中、FIS(国際スキー・スノーボード連盟)やNBA、さらにはプレミアリーグのリバプールFCやアーセナルFCといった名だたる団体の中にモビリティリゾートもてぎが名を連ねることができたのは、同施設の持続可能性に対する真摯な取り組みの証です。
Biodiversity Project部門の意義
「Biodiversity Project部門」は、生物多様性を守るために活動するスポーツ団体の努力を称賛するカテゴリーです。この部門では、地域や環境にポジティブな影響を与える優れたプロジェクトが評価され、その中でモビリティリゾートもてぎが光を浴びています。
過去約25年間にわたり、この施設では里山の保全と再生に注力してきました。その結果、2025年時点でおよそ5,800種の生物が確認され、持続的な森林の管理が行われています。この取り組みが選手や来場者に自然の重要性を訴える場となり、地域や学校、企業と連携した体験プログラムを提供することで、自然保全の価値を広げています。
賞の発表と今後の取り組み
「Sport Positive Awards」の受賞者は、2026年10月6日にイギリスのロンドンで開催される「Sport Positive Summit」にて発表される予定です。このサミットでは、IOC(国際オリンピック委員会)やUNFCCC(国連気候変動枠組条約)といった国際機関と連携し、世界中のスポーツ団体やリーグが集まります。
持続可能な未来を目指して
ホンダモビリティランド株式会社では、持続可能な発展目標(SDGs)を支援し、環境保全に力を入れています。モビリティリゾートもてぎは、環境省から「自然共生サイト」として生物多様性の保全区域に認定されています。これにより、企業主体としてのネイチャーポジティブの実践モデルとなることを目指しています。
同社のサステナビリティ基本方針では、モビリティ文化の醸成や、モータースポーツの振興を通じ、環境問題への対応や持続可能な未来づくりを掲げています。また、クリーンエネルギーの導入や廃棄物のリサイクル促進により、温室効果ガスの削減やカーボンニュートラルの実現を目指しています。
このように、モビリティリゾートもてぎの取り組みは、サステナビリティにおける新たなモデルケースとなっており、今後もその活動が注目されることでしょう。地球環境や社会課題への取り組みを通じて、多くの人々に感動と希望を与える施設であり続けてほしいものです。