富山県でのがん医療に向けた国際フォーラム開催
11月13日、富山県砺波市で「LOCAL CANCER DAY 2022」が開催され、がん医療の未来について考える貴重な機会が提供されます。このイベントは、国際対がん連合(UICC)や政策決定者、医療従事者を含むさまざまな専門家が集まり、地域からがん医療に関する多くの視点を提供します。
フォーラムの概要
イベントは、富山県砺波市の「リラの木のいえ」からオンラインで配信され、参加者は自宅からでも簡単に参加できます。プログラムは、午前10時から午後5時まで、以下の4つのセッションで構成されています。
1.
がん国際連携がもたらす未来 (10:00~12:00)
多様な国の専門家が集まり、がん医療の国際的な取り組みの重要性や未来の可能性について議論します。
2.
地域社会とがん、地域のがんは誰が支えるのか (13:00~14:00)
地域と職域でのがん対策に焦点を当て、持続的な地域のために何が必要かを考えます。
3.
がんを生き延びるためにはどんな地域が望ましいのか (14:05~14:45)
美しい「散居村」の地域で、人々が健康に生きるために大切な要素を探ります。
4.
がん医療を届けるためのアクセス改善の方策とは (15:30~17:05)
医療制度改革やICTの進展が、どのようにがん医療のアクセス改善に寄与するかについて学び合います。
参加方法と登録
このフォーラムへの参加は無料で、事前登録が必要です。参加希望者は、特設サイトで詳細を確認し、11月12日までに登録を済ませてください。
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参加申し込みはこちら
特設サイト:
LOCAL CANCER DAY 2022
背景と目的
このイベントは、2000年に制定された「ワールド・キャンサー・デー(世界対がんデー)」を記念し、その理念を地域に根付かせることを目的としています。UICC日本委員会のメンバーであるアジアがんフォーラムは、これまでの国際交流の実績を活かし、地域におけるがんへの理解を深めるために活動を続けてきました。
まとめ
年々進化する医療制度とICTを背景に、がん医療に対するアプローチが変化しています。地域の持続可能な社会を実現するためにも、みんなで話し合い、学び合うこのイベントは非常に重要です。多様な視点からの意見を聞ける貴重な機会に、ぜひご参加ください。