保育士の幸福度向上に寄与する「推し活」の実態と影響
2024年8月23日から9月2日まで、ベルサンテスタッフ株式会社が保育士を対象に行った調査は、推し活が保育従事者の心の健康にどのように影響を与えているかを探るものでした。この独自の調査では、保育士の約91.4%が特定の「推し」を持っていると回答しており、その存在がプライベートや仕事に良い影響を与えていることがわかりました。
調査の背景
ベルサンテスタッフは、25年にわたり保育人材サービスを提供しており、保育従事者のモチベーションや心身の健康を重視しています。特に、ストレスを抱えやすい保育職において、趣味や関心事である「推し活」がどのように作用するかをテーマに調査が実施されました。
調査概要
- - 調査対象: 保育士を中心とした保育従事者
- - 有効回答数: 406名
- - 調査方法: インターネット調査
- - 調査期間: 2024年8月23日〜2024年9月2日
主な調査結果の概要
1.
推しの存在: 91.4%が「いる」と回答
2.
人気ジャンル: 推しのジャンルは主にアイドル(66.6%)
3.
具体的な名前: 「Snow Man」や「なにわ男子」などが目立つ
4.
活動内容: グッズ購入、イベント参加、コンテンツ視聴の割合が高い
5.
幸福度影響: 推しがいることでの幸福度変化を感じる人が73.6%
推しの存在がもたらす影響
プライベートと仕事への影響
調査では、99.7%の保育士が推しがプライベートに良い影響を与えると答え、93.9%が仕事にも良い影響を与えていると認識していました。師として多くの責任を担う保育士にとって、精神的な支えとなる推しがいることは非常に重要です。
幸福度の向上
推しがいることで幸福度が向上するという回答は多く、73.6%が最高評価の「非常に高まる」を選ぶ結果となりました。推しはただのファン活動を超え、保育従事者にとって気持ちの支えとなっているようです。
様々な「推し活」のスタイル
調査によると、推し活の取り組み方は多様で、個々の生活スタイルに沿った内容が反映されています。たとえば、買い物でのグッズ購入(83.8%)、ライブ参加(79.8%)、コンテンツ視聴(79.2%)等が活動として挙げられています。推しへの感謝の気持ちやエネルギー源としての重要性が感じられる結果でした。
調査を通じた考察
この調査を通じて、推し活が保育士にとっての人生の支えや生きがいであることが浮き彫りになりました。推し活は純粋な楽しみだけでなく、エネルギー源としても機能しているのです。ベルサンテグループは今後とも、保育業界に貢献し、関わる全ての人々の幸せに寄与する情報を提供していく所存です。
会社概要
- - 会社名: ベルサンテスタッフ株式会社
- - 所在地: 大阪市淀川区
- - 設立: 2012年4月
- - 事業内容: 人材派遣事業、求人サイト運営等
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