島根県立大学松江キャンパスが『地域研究と教育vol.13』を発刊

島根県立大学松江キャンパスが発行した「地域研究と教育vol.13」

島根県立大学松江キャンパスは、地域に特化した研究と教育活動を広く紹介するために、「地域研究と教育」の第13号を発刊しました。この冊子は、平成24年度に創刊されて以来、同大学教員が地域との連携に基づいた様々な活動を報告しています。

松江キャンパスの学部構成

松江キャンパスは、人間文化学部（保育教育学科、地域文化学科）と短期大学部（保育学科、文化情報学科）の2学部4学科で構成されています。学生たちは、地域に根ざしたさまざまな体験を通じて、専門知識やスキルを磨いています。特に、令和6年度の活動内容は多岐にわたり、地域貢献に向けた取り組みが目を引きます。

主な活動内容

1. 理科実験教室（出前授業）
学生が助手として参加するこのプログラムは、自然科学に興味を持つ児童や生徒を対象にした実験教室です。実際に実験を通じて、科学の楽しさを伝えることを目的としています。

2. 古民家改装プロジェクト
地域住民や他大学との連携に基づき、中心市街地にある古民家を改装するプロジェクトを進行中です。地域貢献推進奨励金を活用し、学生たちが主体となって地域の資源を活かした取り組みを行っています。

3. ミライキッズさんいん体力測定
民間企業との協力で実施されるこのイベントでは、学生たちが企画・運営に参加し、地域の子どもたちの体力を測定する活動です。地域の健康促進を目的としています。

4. 小冊子『ひだまりのおと』の制作
山陰地域の文化を探求するプロジェクトで、小冊子を作成。地域の歴史や文化を取材し、地元の魅力を広めることを目指しています。

今後の展望

「地域研究と教育vol.13」は、これらの活動に加え、松江キャンパスで行われているその他の研究や教育活動について豊富な情報が掲載されています。特に、地域の活性化に寄与する内容が多く、学生たちの積極的な関与が印象的です。

皆様がこの地域研究の成果にご興味を持ち、ぜひご一読いただけることを願っています。

「地域研究と教育vol.13」は、こちらからPDFで無料ダウンロードできます。