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国際時計オークションが新たな一歩を踏み出す

国際時計オークションのプラットフォームを展開するレザーボールは、さらなる成長を目指して資金調達を行い、タイ・バンコクに新支店を設立しました。この動きは、国内外の時計愛好家に向けたプレゼンスの強化を意図しています。

資金調達の概要

今回の資金調達では、著名な投資家である島田亨氏と北川雄一郎氏からの支援を受けました。島田氏はUSEN-NEXT HOLDINGSの取締役副社長COOとして知られ、その豊富な経験を生かしたビジネス戦略が期待されています。一方、北川氏はKG PLANNING OFFICEの代表取締役社長であり、レザーボールの取締役にも就任。これにより、競争が激化するオンラインマーケットプレイスでの競争力を高める狙いがあります。

調達した資金は、特に海外マーケティング活動に充てられる予定で、国際的な認知度を高める活動に力を入れます。なお、具体的な調達金額は非公開ですが、この資金がどのように活用されるかが注目されています。

バンコク支店の設立

タイは、Timepeaksへのアクセスが特に高い地域として知られています。これまで日本からの出品が中心でしたが、需要の高まりを受け、タイ現地企業との提携により今回の支店設立に至りました。新たに設立されるバンコク支店では、質屋チェーンを展開するTheerachai Assavapisitkul氏が代表を務め、著名な時計コレクターのKovit Sarcar氏も共同創業者として名を連ねます。

バンコク支店の目的は、主に二つです。一つは、購入した商品のタイ国内でのアフターフォローを充実させること。そしてもう一つは、タイ国内からの時計出品業務を促進することです。この取り組みにより、ユーザーに対してより親身なサポートを提供し、取引をスムーズに行う体制を整えます。

時計マーケットプレイスの強み

Timepeaksは、現在16カ国語でサービスを展開し、世界中の時計愛好家に高品質な商品を届けています。全ての商品は運営側が検品したうえで配送されるため、安心して購入することができます。売上先は48カ国と広範囲にわたり、特にオーストラリアとタイのユーザーから高い評価を得ています。

さらに、iOSおよびAndroidアプリも提供しており、モバイルからも快適に商品を探したり購入したりできるようになっています。これにより、ユーザーの利便性を追求し、さらなる成長を目指します。

未来への展望

レザーボールがタイでの支店設立に成功したことで、国内外での拡大が期待される中、時計オークション市場において注目の存在となるでしょう。新規参入や競争も激化する中で、どのようにして独自の価値を提供し続けるのかが、今後の成長戦略の鍵となります。顧客にとって便利で、安心できるプラットフォームの構築が進められ、時計の購入がますます身近になることでしょう。

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