解体見積りの価格差が明らかに
解体プラットフォーム「KAI-TECH(カイテック)」を運営する株式会社WAKERZは、一戸建てや空き家の解体見積りに関するアンケート調査を行い、その結果を発表しました。この調査では、実際に解体業者から見積書を取得した109人を対象に、解体見積りの実態と業者選定のプロセスについて詳細に分析しました。
調査の背景
全国各地で空き家の増加が問題視される中、空き家の解体を検討する人たちが増えています。しかし、解体業者からの見積り取得に関しては多くの人がどのように業者を選び、どの程度の価格差を経験しているのかについての具体的な情報を持っていないのが現状です。そこで、今回の調査が実施されました。
調査結果の概要
調査の結果、空き家の管理負担などから解体見積りを取得した人が多いことがわかりました。特に「空き家の管理負担が解消できる」という理由が39.4%で最も多く、老朽化が気になるという理由も36.7%に上りました。そのほかにも、自宅の建て替えや土地の売却を検討している人も多く見られました。
業者選定の経路
解体業者を探す方法として最も多かったのは「インターネット検索を通じて直接問い合わせた」というもので、回答者の36.7%がこの方法を選択しました。比較検討することは大変重要で、なんと69.7%が2社以上から見積書を取得していることが明らかになりました。
価格差の実態
特に注目すべきは、複数社の見積もりを比較した人たちの中で、30万円以上の価格差を感じたという人が57%もいたことです。中には100万円以上の差を経験した人も約5.6%存在しており、見積書をきちんと中身を確認した上で取得することがいかに重要であるかを示しています。
例えば、見積もり金額を提示された時には、各業者がどのような費用を含んでいるのか、また追加料金が発生する可能性があるかどうかを明確に確認する必要があります。このような状況では、ただ安い業者を選ぶのではなく、適正価格を見極めることが重要です。
他の回答者の意見
さらに、自由回答からはいくつかの貴重な意見が寄せられています。多くの回答者が「業者ごとに見積書の書式や項目名が異なり、比較が難しかった」との声を上げており、そのため業者選びには多くの手間がかかったことがわかります。また、追加費用の発生条件が曖昧であるため、最終的な総額が不明瞭だったとの指摘もみられました。
総括
今回の調査によって、解体見積りは一見単純なプロセスのように思えますが、実際には様々な要因が絡んでおり、しっかりとした比較と理解が必要であることが再確認されます。特に、同じ建物に対しても業者によって提示される金額が異なることが多いので、一つの見積もりにとどまらず、複数社からの情報を集めて比較検討することが重要です。結論として、解体を決定する際には、料金だけでなく、業者の実績や信頼性も考慮に入れる必要があると言えるでしょう。
調査概要
- - 調査名:一戸建て・空き家の解体見積もりに関するアンケート
- - 有効回答数:109件
- - 調査期間:2026年7月29日〜2026年8月1日
- - 調査方法:インターネット調査
- - 調査主体:KAI-TECH(カイテック)
今後も解体市場の動向や、業者選定のポイントなどについて、引き続き注目していく必要があります。