鈴鹿高専でのキャリア講演が実施されました
2025年12月3日、鈴鹿工業高等専門学校にて、一般財団法人高専人会が主催するキャリア講演が行われました。この講演は、鈴鹿高専に通う2年生を対象に、キャリア形成に関する知識や見識を深めることを目的としています。
講演概要
講演には高専人会の理事であり、株式会社プロッセルホールディングスの代表取締役CEOである横山和輝氏が登壇しました。横山氏は自身の高専での経験や、起業家としてのリアルなキャリアストーリーを赤裸々に語り、進路選択に悩む学生たちに対し、「こんな生き方があるんだ」と多様な選択肢を示しました。
高専生が抱えるキャリア形成の課題
近年、日本では少子高齢化や終身雇用制度の崩壊が進む中、キャリア教育の重要性が増しています。特に高専生の場合、地方に所在することが多く、起業家や研究者、ビジネスパーソンなど、多様なロールモデルに触れる機会が限られています。こうした背景から、高専人会はキャリア教育を通じて高専生の将来の可能性を広げる活動を行っています。
講演の内容と学生の反応
横山氏の講演は、彼がどのように長岡高専に進学し、その後の学生生活やキャリアを築いてきたかという内容でした。特に自身の成功体験の裏にある苦労や失敗談に焦点を当て、高専時代にどのようにそれを乗り越え、今日のキャリアに繋げてきたのかを詳しく語りました。学生たちはそのリアルな体験に感銘を受け、自らの進路について真剣に考えるきっかけとなったようです。
講演の目的
この講演は、進路選択を控える高専生に対して、キャリアの意思決定プロセスやその背後にあるリアルなストーリーを共有することで、学生たちの未来に対する視野を広げることを意図しています。また、失敗から成功へと繋がるための道筋を具体的に示すことにより、高専生が自身のキャリアを描く手助けをすることを目的としています。
横山和輝プロフィール
横山和輝氏は1988年、富山県で生まれ、新潟市で育ちました。長岡高専の電子制御工学科を卒業後、フィンランドに留学。その後、株式会社タイミーに参加し、2020年には自身の会社である株式会社プロッセルを設立しました。現在は、株式会社プロッセルホールディングスとして、高専を中心に人材採用支援やハードウェア、ソフトウェアの開発など多岐にわたる事業を展開しています。
プログラムの今後
今後も高専人会は、全国の高専生を対象にしたキャリア教育を推進し、起業家や様々なビジネスパーソンと高専生との交流の場を提供していく予定です。また、高専人同士のつながりを活かし、互いに学びを深めるプロジェクトを通じて、未来の技術者育成に貢献していく考えです。
このように、鈴鹿高専でのキャリア講演は、高専生の未来を考える貴重な機会となりました。同様のイベントが今後も各地で行われ、高専生が自身のキャリアについて考えるきっかけとなることを期待しています。